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TomoPoetryー友野雅志の詩

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日々書きためた詩の中から、noteスタートしてしばらくしてからの最近のものをのせています。それ以前は、下をご覧下さい。   …
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TomoPoetry、朝の鬼、まだ早いのに。

TomoPoetry、朝の鬼、まだ早いのに。

鬼は
現在そのままのように
過去に書きとめられているように
歴史が語るように
あかい眼で睨んでいる
わたしを
わたしと出あわせたなにかを
言葉にしようとするわたしを
憎み たぶん
恨み たぶん

鬼は知っているのだろうか
どうしてわたしと出あうことになったのか

わたしは鬼になにをしたかおぼえていない
鬼よ わたしはきみが好きだ
きみはなにを怒っているのか
おしえてくれ

頭のうえに地球儀 それと

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