一緒に大人になっていこう

実家の豆柴「大福」♂と
今飼っている柴犬「鈴」♂は
同じ犬種でも性格がまるで反対で、
個体差を実感している。
それぞれ2匹の良さがあって触れ合うのが
本当に本当に楽しいんだよな。

今日も犬の話。

「大福」を飼い始めたのは、2019年の6月
ちょうど今から1年くらい前に
3ヶ月の月齢で我が家にやってきた。


彼は初日から怖がったり、不調になる様子が無く
まん丸の目を輝かせながら私たちを見ていた。
("柴犬界の吉沢亮"と思えるくらい目がまん丸)
夜も初日から夜泣きせずスヤスヤ寝ていて、
近づくと流石に驚いていたが、その後すぐに「コテン」と横たわりまた眠っていた。
小さい頃からボテっと身体が愛らしかった。 

画像1

(初日の大福。目がまん丸。余裕の表情)

作家の夏生さえりさんが、今日の公開のnote で
自身が飼っているビジョンフリーゼの「おつきちゃん」のことを「勇敢」と言っていた。
(本当はリンクを貼ってみたかったけど、貼らなかった。それはできないのかな)

そちらを読んで思ったのだけど、
「大福」も肝が座っていて、怖いものが何も無さそうだからきっと彼も「おつきちゃん」のように「勇敢」な性格なんだと思う。

確かに「大福」は散歩以外は
本当に何でも平気だった。


散歩は自由に走り回れないのと、車の音や慣れない道には敏感であまり好きじゃないみたいだけど。それよりも家の中で、ヨレヨレになった靴下やボールを投げて取りに行く遊びの方が大好きみたいだった。

それ以外。例えばドッグランに行けば他の犬にどんなに無視されようとも「遊ぼうよ!」のポーズを取りまくって芝生をゴロゴロ転がっていた。
ドッグランに来た飼い主さんにすぐに
おなかを見せて心を許していて、本当に怖いものがないのだろうなと思った。
病院に行く時も、「あ、出かけるのね」と察しが
早くすすんで持ち運び用ハウスに入るし、車酔いもしたことがない。

本当に肝が座わっていて、好奇心旺盛で
誰にでも心を許しちゃう怖いもの知らずで、
本来の柴犬らしからぬ犬だと思う。

◇◇◇

一方我が家のアイドル「鈴」は、
初日のブリーダーさん宅から我が家への道中で
早々に車酔いをして吐いてしまった。
前にも投稿したけれど、夜鳴きもあったし
後追いもした。(それも可愛かったけど)
今では1人でお留守番が上手にできるようになったが、まだまだ後追いもあるし夜は時々不安で私たちの寝室にやって来る。
ドッグランに行っても、最初はビビって
すぐに帰ろうとしていたし尻尾を下げてお尻の匂いを嗅がさないようにしていた。
※犬にとってお尻の匂いを嗅ぐことは"挨拶"


「大福」に比べると「神経質」でちょっと「ビビリ」なのだろう。(でももしかするとブリーダーさんのところで8ヶ月一緒にいたのに、いきなり知らないところに来て不安だから神経質になってしまった可能性はある)

彼の性格を嫌だなと思ったことは一度もなく、
むしろ「神経質」な「鈴」が心を許してくれたり
出来ることや慣れたことが少しずつでも「鈴」のペースで増えていくことを実感できると
本当に嬉しく思う。
それに「鈴」の「神経質」なところも少し
分かるのだ。なんだか自分を見ているようで、
一緒に大人になって行こうねという気持ちになる。

「大福」には「大福」の
「鈴」には「鈴」の可愛さがあり良いところがある。ふたりの成長をこれからも楽しみに生きていきたい。生きる喜びをくれてありがとう。

性格が違う2人が出会ったら
どうなるのかすごく楽しみだなあ。

画像2

(現在の大福。ダイナマイトボディに成長。)


画像3

(初日の鈴。少し不安げ。脚がとにかく長い)

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