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「〜しなきゃ」という口癖は燃えるゴミで捨てちゃおう

「〜しなきゃ」という口癖は燃えそう。
エネルギーが強そうで既に燃えてそうだし、
燃えすぎて空回りして見てるこっちが疲れるわという感じなので、早めに燃えるゴミに出しちゃおう。

私は「〜しなきゃ」という呪いじみた言い回しを
口癖のように言っている。

そうなったのは、いつからだろう。

たぶん小学生の時に初めて「宿題」というもの
出会ってからじゃないだろうか。
そこから少しずつ「〜しなきゃ」思考が育まれていったように思う。それ以前は、強制的にやらされていたことも少なかったし、やりたくない時は「いやだ!」と分かりやすく拒否反応を示せた。
でも「宿題」はずっと追いかけてくる。提出していないといつまでも黒板上の"未提出者"に自分の名字が残っていて授業中視界に入るし、先生とは目が会う度に圧をかけられ、「いやだ!」と拒否してもさらに新規の「宿題」が追加され、
返済が追いつかなくなっていく…。

少なくとも私は、「〜しなきゃ」という思考が
学生時代から育まれ、やがて口癖になった。

◇◇◇

暮らしのひと時で「部屋を片付けなきゃ」と呟き、業務をこなしながら「あの書類を提出しなきゃ」と思う。こういう場面なら私以外の人も思い当たる節があるのでは。

この「〜しなきゃ」と思う時
"本当はやりたくないんだけどね(もしくはやることが億劫だなあ)"という思いが本音に潜んでいる。

"本当はやりたくない"ならば
その気持ちを尊重させるべきなのかもしれない。

「いや、何言ってんの??仕事でやりたいことだけできるわけじゃないから!そんなに甘くないよ。」と私を諭したい気持ちもわかる。
そう声を荒げるな、冷静になれ。(誰だお前)

だから私は考えた。
①やりたくない気持ちを尊重する。出来る限りやりたくない事は無理にやらない。そして「〜しなきゃ」という思考は可燃ゴミへ破棄

②やらないと誰かに迷惑がかかる"やらなければいけないこと"は「まじでくそくそいやだなー」と思う前に(思いながらも)さっさと終わらす。

③それでも他にも作業が残っていてさっさと終わらすことが不可能であれば、「〜するべき」という言い方で自分を奮い立たせる。
それでもやりたくない場合は、納期ギリギリまでやらない。そんな自分を責めない。

あ、これは別に自己啓発セミナーでもないし
自己啓発本からパクったわけでもないし(誰かが言ってるかもしれないけど)
これは、自分が最近思いついて9割方自分に
覚えておいてもらうために残している。

「〜しなければいけない(しなきゃ)」は後ろ向きな発信で、自分を無理に苦しめながら嫌々行動している状態だが、「〜するべき」はどちらかというと前向きな発信で意欲的に行動しているような
気がしてこないか。(気のせい…?)

先程「呪いじみた」と書いたのは
「〜しなきゃ」と使うと「やるべきこと」に心が占領されて窮屈な気持ちになるし、「こうでなくてはいけない」という知らぬ間に自分が作ったマイルールに縛られて、思考や発想をすごく不自由にさせるから

実際私は「〜しなきゃ」と
色んなことに思っていたので
言葉に出したり、心の中で反芻して
酷く心を疲れさせてしまった。

例えば部屋の掃除。
元々整理整頓が死ぬ程嫌いだし、部屋を綺麗にしても3日で汚くなる私が結婚してからの住まいで
「絶対に毎日綺麗な状態を維持しなきゃ」
と思っていたため夫のやりっぱなしのものにすごい気になってしまった。
(怖い事に、自分のやりっぱなしにしてるものには一切気になっていなかった。本当にあった怖い話か何か?)

それを母に話したら
「あなたはずっとやりっぱなしの人間だと思ってたよ〜」と言われて
とても気が楽になった。(悪口だけどね)

「〜しなきゃ」という呪いじみた口癖は
もう辞めて、気張りすぎず生きていこうじゃないか。

やべ、もうこんな時間、風呂入るべし!

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