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電車とリュックと私とシリと。

駅のホームにたびたび掲示されているポスター。


リュックは身体の前で持ちましょう

あるいは、

リュックは身体の前で背負いましょう

電車に乗る人は、一度は見たことがあると思う。

その理由は、人の迷惑になるからだそうだ。

だが、私はリュックを背負ってる人を、迷惑とは感じていないということを前提に話を進めたい。

私自身、リュックは背中で背負っている。
背中で背負う、は二重言葉?馬から落馬する?腰痛が痛い?2階から目薬?

最後のはフェイントだ。

話を戻すと、リュックを背中にしている理由はずばり、痴漢対策だ。

こんな私でも30年以上生きて、電車を利用していたら、何度か痴漢に遭った。

どれも最悪だった。

だから、リュックを背中にするのは、お互いのためなのだ。

電車、特に満員電車に乗っている人は全員、痴漢になりうると思っている。
もはや全人間不信。それくらいの危機感を持って電車を利用し、リュックを背負っているのだ。

私のシリが無意識に誰かを誘惑しないように。
リュックで隠して、事件を未然に防いでいるのだ。

でも、リュックを背中にしていると、人が多い駅だと、がすんがすんぶつかられる。
この前は、ホームに立って電車を待っていたら、ものすごい勢いでリュックごと弾かれ、危うくホームから転落するところだった。

そこで私はソリューションを見つけた。

それは、身体の向きを90度回転することだ。

ホームに向かって立つのではなく、ホームと横並びに立つイメージ。
次に来る電車を、今か今かと待ちわびる撮り鉄さんが如く、線路のその先を見つめながら立つのだ。

これにより、リュックにぶつかられることがほぼなくなった。

立ち止まる時はどんな場面でも有効なので、ぜひリュックを背中にしたままシリを守りたい、でもぶつかられたくない、という方にオススメしたい。

満員電車ではどうしようもないんだけど。

ちなみに、今まで、私のムネ、オマタ、ニノウデが痴漢に遭ったが、シリを触られたことはないということを追記しておきたい。

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