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夫が撮る私が可愛いうちはまだ大丈夫。

私はたびたび夫に「写真撮って!」と頼む。

そして写真に写る私を確認すると、ちゃんと可愛いのだ。

だから、まだ大丈夫だと思える。


長年私はいろんなコンプレックスがあり、写真を撮られる時は全然笑えなくて、口を閉じたまま不敵な笑みを浮かべる野口さん状態だった。

実際見返すと、顔は四角いし、目はすわってるし、口はひん曲がってるし、全然可愛くない。

それが夫と出会って恋をして、愛し愛されて(と言い聞かせて!)、私は自信を手に入れた。

写真を撮られる時、歯を見せて笑えるようになった。

それでも、たまに母に撮られる写真は顔が四角いし、全然可愛くない。

母には私がこういう風に見えてるんだろうなあと思う。

あるいは、私の長年のコンプレックスがそういう錯覚を起こしているのか?

とにかく、夫が撮る私はちゃんと可愛い。

夫にとって私がこんなに可愛く見えているのか、はたまた夫にときめいている私の自然な表情が可愛いのか、真相は分からないけれど、どちらにせよ可愛いから大丈夫。

自分のこと可愛い可愛い言って、なんだこいつ、ナルシストの塊か、狩野英孝か、って思われてるかもしれないけど、

ちなみに、夫以外に撮られる私はある程度まだブサイク。母に撮られる私が一番ブス。悲しい。

だけども、夫の前で可愛くいられる私ならまだきっと大丈夫。

私達夫婦はまだやっていける。

それを確認するために今日も夫に写真を頼む。

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