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Google Earth Studio チュートリアル動画

YouTubeチャンネル「MTJ.ch」で公開している一部の動画で挿入しているGoogle Earth Studioの動画の作り方を解説している動画のまとめです。

※ 従来ブログでまとめていた内容をnoteの記事として加筆修正したものです。ブログでは3作目【基本操作:地点間編】までを紹介していましたが、この記事では4作目【初めてのタイムライン:時間設定編】を追加しています。


Google Earth Proのチュートリアル動画もあります↓

YouTubeチャンネルページはこちらから↓

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◆はじめに◆

この記事と、記事中でまとめている動画は、YouTubeに公開する登山の動画を作成するにあたって私自身がGoogle Earth Studioを活用したいなと思い、独学で知り得た範囲のごく限られた内容をまとめているものです。最適解ではない内容も多々あると思いますが、初めてGoolge Earth Studioを使ってみようかなと思う方に、ほんとの導入編から始まって次第にステップアップして行けるような内容に出来たら良いなと思ってます。

動画はなるべく毎回一つのお題を決めて、そのGOALを達成するにはどんな方法があるかを解説していく内容にしていきたいと思っています。

登山をベースにした内容となっていますが、登山に限らずGoolgle Earth Studioで空撮風の映像を作る場合に、参考になるコンテンツになっていれば良いなと思って作っています。

1.Google Earth ProとStudioの違い

初めて使ってみようと思う方にとってProStudioの違いが判り難いかもしれないので、簡単な補足から始めてみます。(あくまで登山ルート動画という観点からの違いであることをご了承下さい)
少しだけお付き合いください。

1-1. Google Eath Pro

Google Earth ProはGISのデータを扱うことができます。GISとは地理情報システム(Geographic Information System)の略で、GPXファイルのデータを読み込んで地図上に表示させたり、その他にも地名などの地理情報などの表示設定、距離計測など普通の人は使わないような機能も充実しているようです。

これらのGISの情報を元に動画や静止画などを書き出す機能があるのがGoogle Earth Proです。私自身素人なので良く判りませんが、Google Earth Pro自体がGISの一つと言えるのかもしれません。このためソフトウェアのUI(User Interface)自体が”GIS”を思わせるものになっているのかなと思います。

1-2. Google Earth Studio

Goole Earth StudioはGISではなく、それに基づいて「提供された地図データ空間を自由に移動する映像を作成するツール」という表現になるのかなと思います。本家には「Google Earth の衛星画像と 3D 画像を使ったアニメーション ツール」とあります。
UIを見るとまさにその通りで、その見た目は動画編集ソフト。メインの操作(設定)はタイムラインの操作となります。
活用するデータはGoogle Earthで準備されている地図データがあるので、これらの情報をどのようにアニメーションとして”見せる”のかを設定していく事になります。

実はGoogle Earth StudioにもGPXファイルを取り込む機能などが組み込まれていたりもしますが、あくまで見せるためのデータとして活用の範囲に機能が限られるようで、Google Earth ProのようなGPXの軌跡に沿った映像を作るにはかなりの熟練が必要だと思われます(現在の私には無理)。
GISのように普通の生活では使う機会のないソフトとは違って、動画編集ソフトを使ったことがあれば、まだStudioのUIの方が馴染みやすいかなと思います。

以上を踏まえて先に進みたいと思います。

2.動画リスト

1:Google Earth Studioの使い方1【基本操作:軌道編】
2:Google Earth Studioの使い方2【基本操作:カメラターゲット編】
3:Google Earth Studioの使い方3【基本操作:地点間編】
4:Google Earth Studioの使い方4【初めてのタイムライン:時間設定編】

3.動画の解説

この記事作成時点で4本の動画を公開しています。それぞれの内容を補足していきます。リンクをクリックするとYouTubeで動画を再生します。

3-1:Google Earth Studioの使い方1【基本操作:軌道編】

https://youtu.be/1BF7o-TEOZE

Earth Studioで作られた空撮風の映像は皆さん目にしたことがあると思いますが、Earth Studioではどんな機能があって、それを具体的にどのような画面操作で作っていくのかのイメージを掴んで頂けたらと思って作った、ほんとの導入編の動画です。

「クイックスタート」と呼ばれるEarth Studioで幾つかの様式=ひな型が提供されています。今回はその中で「軌跡」という様式をベースに、空撮風映像をアレンジしてみます。

Earth Studioの画面構成や基本的な機能、即ちカメラの軌跡・アングルなどによってどのような映像が出来上がるのか、について「なるほどね」と思って頂ければ幸いです。

3-2:Google Earth Studioの使い方2【基本操作:カメラターゲット編】

https://youtu.be/ztxa3UVTxd8

「使い方1」に加えてカメラターゲットの設定をいじってみます。「軌道」のデフォルトでは、カメラターゲットはカメラが常に追うユニークな(x,y,z)座標ですが、カメラターゲットとは何か、そしてそのカメラターゲットを編集することで、よりダイナミックな映像になることを感じて頂ければと思います。

3-3:Google Earth Studioの使い方3【基本操作:地点間編】

https://youtu.be/3z6CGhqha34

この回では前回までの内容を踏まえて、クイックスタートの「地点間」をベースに映像を作成してみます。「軌跡」との違いや「地点間」ならではの設定項目などを紹介しています。この回を見終わった時には、カメラビュー・トップビュー・水平方向のビューと作成した映像の関係について、だいぶ親しみが湧いてくるのではないかと期待します。

一応、ここまでを”基本操作”編として、クイックスタートから映像を作る場合に最低限必要かなと思う内容をまとめてみたつもりです。ここから先は、ちょっと難易度があがるかもしれません。

3-4:Google Earth Studioの使い方4【初めてのタイムライン:時間設定編】

https://youtu.be/ct-cCie-ZWo

更に一歩を踏み出すためには”タイムライン”を避けて通ることができないかと思います。動画編集に馴染みのない方はここでぐっと敷居が上がってしまうかもしれません。

この回では、ビジュアル的にインパクトが出せる”時間(時刻)”設定を題材に、Google Earth Studioにおけるタイムラインの基本的な概念とタイムラインの機能・操作でまずは覚えておきたい点を念頭に動画を作ってみました。

◆最後に◆

まだまだ自身が勉強しながらですが、自分でもそろそろ慣れて来たかなを思う操作があれば、今後も折を見て追加の動画を作成していきたいと思います。動画を追加で公開したら、この記事も随時更新していきますので、また是非ご覧頂けると嬉しいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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YouTubeチャンネル「MTJ.ch」では登山に関する動画を配信しています。


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