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mt.innの温泉はなぜあんなに熱いのか?

みなさん、こんにちは!
mt.inn(マウントイン)広報の髙木です!

前回は、9月におすすめの安達太良山登山を紹介しました!
もう読んでいただけましたでしょうか?

mt.innをご存じない方のために、、、
mt.innは、福島県二本松市の岳温泉にある『ここはチャレンジのきっかけをつくり続ける場所』をコンセプトにした温泉宿です!お客さまのチャレンジを応援するスタッフが、皆さまをお待ちしています。

<mt.inn “マウントイン”とは>
岳温泉(だけおんせん)にある「mt. inn(マウント イン)」は、日本百名山のひとつである安達太良山(あだたらやま)の麓にただずむ温泉宿です。全国でも希少な「酸性泉」の天然温泉は、三度の大災害を経ながらも1200年の時を経て先人たちが守り続けてきました。温泉に加え、アクティビティの宝庫でもあるのがこの地の魅力。登山、スキーなどの上級者から小さいお子さんのいるファミリー層やビギナーの方でも安心してチャレンジできるよう、現地スタッフが最適なプランをご提案します。

Webサイトより

今回は、「mt.innの温泉があんなに熱い理由」について、番頭である齋藤さんと一緒にお話をさせていただきました!


プロフィール

齋藤智
mt.innの番頭ことGeneral Manager。
岳温泉の他施設で幹部経験を経て退職。その後、弊社代表からのヘッドハンティングに応える形で入社し、会社設立を支える。
「mt.innから人流を生み、まちを元気にしたい」という想いを胸に日々業務に従事している。

■髙木芽依
福島県福島市生まれ。"岳温泉を元気にしたい"というコンセプトに共感し、マウントインに入社して2年目。主にOTA(Online Travel Agent)と広報業務を担当。

mt.innの温泉が熱い理由

− 岳温泉の温泉は、全国的にも珍しい温泉なんですよね!?

齋藤:岳温泉は、全国的にも珍しい酸性泉の源泉掛け流し100%の温泉です。日本には温泉がたくさんありますが、源泉をそのまま流して入浴できる温泉って実は多くはないんですよ。源泉100%なので、効能がよく実感できると思います!源泉自体の温度が低くて機械で沸かしている温泉も多いのですが、mt.innは、番頭の私が湯量で温度調整をしています。

齋藤:岳温泉の温泉が酸性泉で、酸性線は鉄を溶かしてしまうので機械を通せないんですよ。自分でお風呂に入って、熱いと思ったら栓を絞って温度を下げたり、ぬるいなと思ったら栓を緩めて温度を上げたりしています。お風呂に入れる湯量を多めにすると湯温が高くなって、湯量を少なくすると湯温が下がるんです。あとは、お客さまがお湯の温度について何か言われていたら調整します。特に常連のお客さまは毎日入りに来てくださっているので、天候などでどうしてもぬるくなってしまうとすぐに気づいて「今日はぬるいね」と言われてしまいます(笑)

− mt.innの温泉は岳温泉の中でも特に熱いですが、あえて温度を高めにしているんですか?

齋藤:熱めにしています。温泉を源泉からパイプで引いてタンクに溜めているのですが、お風呂に入れるお湯が少ないとタンクにお湯が溜まりすぎて溢れてしまいます。引いてきた温泉はできるだけ使ってあげたいという想いから湯量を多めにしているので、湯温が高めになっています。

タンクに入っている温泉の温度を確認する番頭さん

齋藤:また、同じ源泉から同じ方法でお湯を引いていても、浴槽を作っている素材とお風呂の雰囲気によって少し変わってくるんです。mt.innの浴槽を作っている石と岳温泉の泉質の相性が良いのか、お湯が冷めにくいんです。

最初は「熱すぎる」と言われていたんですがみなさんそれに慣れたのか、熱めのお湯がヒットしています。「他の温泉には入れない」と言ってくださる方もいて、嬉しいです!

− 温泉の湯温調整でこだわっていることはありますか?

齋藤:お客さまはお風呂がいいと言ってくださるのですが、私からすれば35年前の浴槽なので古いし、綺麗ではないので、私は汚いと思っているくらいなんです。それでも、お客さまは良いと言ってくださるので、なるべく綺麗に保つようにしています。

浴槽を掃除する番頭さん

番頭さんの苦悩

− 全国的に見ると加水や加温して湯温を調整している場合が多いと思うんですが、湯量のみで調整する難しさはなんですか?

齋藤:気候や天気によって源泉がパイプを通る間の温度変化が異なる点が難しいです。夏は全く冷めないですし、冬は冷めますし、雨が降るとぬるくなります。天気を細かくチェックして、窓や換気扇でも多少調整ができるので、夏はお風呂の窓を開けっぱなしにして冷ましたり、冬は窓を閉めて保温したり、季節や天気によって窓や換気扇の使用を工夫しています。

また、機械が使用できない分、温泉がどれくらいタンクに入るかを数字で見ることが出来ないので、どれくらいの湯量にすればいいのか計算ができません。入ってくる量と出す量が一緒だとタンクには貯まらないし、出す量が少なすぎるとタンクから溢れるし、そこがとにかく難しいです。

温泉を貯めるタンクの上で作業する番頭さん

齋藤:岳温泉の他の旅館さんとお話しする機会があったのですが、その旅館さんが客室にお風呂をつけることになり、「温泉の量が足りなくなったり、ぬるくなったりしたらどうしよう」と心配されていたんですね。その旅館さんはずっと同じ場所で営業されているんですが、そんな旅館さんでも客室にお風呂を増やしただけで心配するくらい湯量や湯温の調整は難しいんです。

− 他の旅館さんは1時間に1度ほどお湯を確認するそうですが、温泉を熱い状態で提供することは難しいことなんですか?

齋藤:うちほど熱くはなくても、雨なのか晴れなのか曇りなのか、暑いのか寒いのかによって源泉の温度が変わるので、難しいことだと思います。でも、お湯が出る角度や、お風呂場のぼこぼこしている盛り上がり具合、夏はお湯を一度壁にぶつけてから浴槽に入れるとか、ポイントがいくつかあるんですよ。

− 最後に、お風呂上がりに飲んでほしいおすすめドリンクを紹介します!

お風呂上がりにおすすめドリンクはレモネードです!
あっついお風呂に入ったあと、炭酸で割ったレモネードは格別ですよ〜!!

レモネード(500円)

以上が「mt.innの温泉があんなに熱い理由」でした!

もしこの記事を機に「mt.inn、ちょっと興味あるかも!?」とお感じになられた方はSNSの方もぜひご覧ください〜!!

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