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【Vol.4】福島民報『民報サロン』コラム連載〜広報で繋がる〜

みなさん、こんにちは!
mt.inn(マウントイン)広報の髙木です!

前回は、福島民報『民報サロン』第3弾「灯りを消さない」をお届けしました。もう読んでいただけましたでしょうか?

mt.innをご存じない方のために、、、
mt.innは、福島県二本松市の岳温泉にある『ここはチャレンジのきっかけをつくり続ける場所』をコンセプトにした温泉宿です!
お客さまのチャレンジを応援するスタッフが、皆さまをお待ちしています。

<mt.inn “マウントイン”とは>
岳温泉(だけおんせん)にある「mt. inn(マウント イン)」は、日本百名山のひとつである安達太良山(あだたらやま)の麓にただずむ温泉宿です。全国でも希少な「酸性泉」の天然温泉は、三度の大災害を経ながらも1200年の時を経て先人たちが守り続けてきました。温泉に加え、アクティビティの宝庫でもあるのがこの地の魅力。登山、スキーなどの上級者から小さいお子さんのいるファミリー層やビギナーの方でも安心してチャレンジできるよう、現地スタッフが最適なプランをご提案します。

WEBサイトより

現在、福島県の新聞社、福島民報社さんの民報サロンにて、9月から12月までの計6回、コラムの連載を担当させていただいています。

今回はその第4弾、マウントインらしい広報をするために大切にしていることについて書かせていただいた、「広報で繋がる」を皆さんにお届けします!


プロフィール

■髙木芽依
福島県福島市生まれ。"岳温泉を元気にしたい"というコンセプトに共感し、マウントインに入社して2年目。主にOTA(Online Travel Agent)と広報業務を担当。

「広報で繋がる」

今やいろんなところに顔出しをして、名前も出して仕事をしている私ですが、実は自分の名前を出し、顔を出すことにとても抵抗がありました。個人情報を公開することに不安があり、実際今の会社(マウントイン)に来てから半年は名前を明かさずに広報活動を行なっていました。

しかし、半年仕事をしてみて感じたのが、これでは勝負にならないなということ。岳温泉には他にも7つの温泉宿があり、それぞれが自分達らしい発信をしているなか、ただの情報発信では意味がない。じゃあマウントインらしさ、自分らしさ、他と勝負できる強みってなんだろうと考えたとき、やっぱり”人”でした。まずは親近感を持ってもらおう。働いている私たち自身が旅の目的になろう、という答えに辿り着きました。そこから、私を含めスタッフの日常や会社の雰囲気が伝わるような広報活動を始めました。


広報活動をする上で、大切にしていることが3つあります。

1つ目は、”嘘をつかない”ということ。
当たり前じゃない?と思う方も多いと思いますが、デジタル時代の今、交流サイト(S N S)などでキラキラ見せようと思えば、いくらでもキラキラ見せられます。ですが、それでは当初決めた”親近感を持ってもらう”という目的からかけ離れてしまいます。私や番頭さんのありのままの関係性や、スタッフのみんなが会社のために動く姿を、なるべくそのまま言葉にして伝えるようにしています。それこそ、ネガテイブな事も書きます。

「原稿書けないー!進まないー!」
「頑張れわたしー!」

など、人間味を隠さず見せるようにしています。あえて畏まった言葉も使いません。


2つ目は、”マウントインのことばかり発信しない”ということ。
会社の広報担当なのにそれでいいのかというと、もしかしたら正解ではないかもしれません。どこかで広報について学んだ訳でも無ければ、経験があるわけでもない。あくまで我流です。ですが、マウントインは”地域を元気にする”がコンセプトです。岳温泉全体で盛り上がることを目標にしている宿だからこそ、他の施設の情報や人、季節ごとの見どころも発信し、最終的にどこを目的地とするかはお客様自身で選んでもらえれば良いというスタイルを貫くことを大切にしています。

3つ目は、”とにかく足を運んで喋る“ということ。
用事が無い時でも時間が出来れば足を運び、コミュニケーションを取るようにしています。どうしても時間が空くと、話しかけづらい関係性になってしまい、その人の想いを聞けなくなってしまうので、そうならないように会話する機会を減らさないようにしています。

こんなことを頭に入れながら夢中で走り続けていたら、

「番頭さんいますか?」
「S N S見ていますよ!」 
「いわきから会いに来ました!」

と来てくださるお客様が増え、少しずつ努力が実ってきたなと感じています。

派手さは無くとも、地道に続けていることで想いを受け取ってくれる人がいる。
広報で繋がる人の輪。もっともっと大きくしていきたいです。

2022年11月19日付福島民報『民報サロン』掲載


以上が、福島民報『民報サロン』コラム第4弾「広報で繋がる」でした!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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