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MTGスタンダードMID環境2週目

・始めに

9/25,9/26に行われたMOチャレンジをまとめたものです。

スタンダード環境について考えるため以下の点などから、MOチャレンジの結果をまとめています。
・毎週開催で安定して結果を確保しやすい
・同じくらいの規模の大会結果を蓄積しやすい

環境の変化が目で見えるようなもの、見返しやすいものが欲しいなと思ったので、とりあえず自分でやってみています。
色々と試行錯誤中なのでアドバイス等あればよろしくお願いします。 

また環境最初期ゆえにデッキ名が不安定で同じデッキでも先週と別の名前な事があります。ご容赦ください

・前回MID1週目の結果

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前回のベスト32まとめが上の図。
また前週分の記事がこちら

・MID環境2週目

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(9/25 STANDARD CHALLENGE)
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/standard-challenge-2021-09-26
1.緑単アグロ※《不自然な成長》
2.緑単アグロ
3.緑単アグロ
4.緑単アグロ
5.URドラゴン
6.URドラゴン※クリーチャーがイムリスと《幽体の敵対者》
7.緑単アグロ
8.WG収穫祭の襲撃
9.BRミッドレンジ※《アヴェルナスの大公、ザリエル》入り
10.緑単アグロ※《不自然な成長》
11.BG収穫祭の襲撃※黒要素入りの重めの緑単みたいな感じ
12.URコントロール
13.URドラゴン
14.BR吸血鬼
15.黒単ミッドレンジ※氷雪+宝物ギミック
16.URドラゴン
17.WG収穫祭の襲撃
18.URコントロール
19.緑単アグロ※《不自然な成長》
20.黒単ミッドレンジ※氷雪+宝物ギミック
21.WBアグロ
22.BRミッドレンジ
23.緑単アグロ
24.緑単アグロ
25.URドラゴン
26.WUコントロール
27.黒単ゾンビ
28.URコントロール
29.黒単ミッドレンジ※氷雪+宝物ギミック
30.URコントロール
31.RG狼男
32.RUGミッドレンジ※RGアグロを後ろに寄せてコーマ入れた感じ

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(9/26 STANDARD CHALLENGE)
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/standard-challenge-2021-09-27
1.緑単アグロ※《不自然な成長》
2.URドラゴン
3.RG狼男
4.白単アグロ
5.URドラゴン
6.WUGミッドレンジ※レン7とコーマとエシカの戦車とフェリダーの撤退
7.URドラゴン
8.URコントロール
9.WUGミッドレンジ※青白テフェリーとセレスタスとトヴォラーの猟匠
10.URコントロール※クリーチャーは黄金架のドラゴンのみ
11.WUコントロール※青白テフェリーと《ストリクスヘイヴンの競技場》
12.緑単アグロ
13.WG収穫祭の襲撃
14.緑単アグロ
15.WUコントロール※青白テフェリーと《ストリクスヘイヴンの競技場》
16.緑単アグロ※《不自然な成長》
17.WG収穫祭の襲撃
18.WG収穫祭の襲撃
19.URドラゴン
20.緑単アグロ
21.URコントロール
22.黒単ミッドレンジ※氷雪+宝物ギミック
23.WUG収穫祭の襲撃
24.WG収穫祭の襲撃
25.BGミッドレンジ※氷雪+宝物ギミック
26.BUG収穫祭の襲撃
27.URドラゴン
28.WUG収穫祭の襲撃
29.黒単ミッドレンジ※氷雪+宝物ギミック、若干コントロール寄り
30.BGミッドレンジ※氷雪+宝物ギミック
31.緑単アグロ
32.URドラゴン

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・環境見ての雑感

さて今週の環境ですが先週トップだったRGアグロ・RG狼男などのRG系が陥落どころかまさかの消滅。
代わりに今週勝っているのは緑単アグロURドラゴンです。
特に緑単アグロは9/25ではベスト4まで上位独占、9/26でも優勝と大活躍しています。
なお余談ですが1位は両方とも《不自然な成長》をメインから採用しています。サイドに用意してるデッキもいくつかありますがこれから採用が増えていくのでしょうか。

次点の勢力となってるのが《収穫祭の襲撃》を使ったデッキと、《雪上の血痕》と宝物ギミックを使った黒単ミッドレンジ系のデッキです。ただ黒ミッドレンジは使用者数こそいますがあまり勝っておらず全体的に下の方の順位なのでデッキ方針の大きな変更、あるいはこのまま消えていくかもしれません。
また全体的にもミッドレンジやコントロールといった少し重めの動きをするデッキが多い印象です。

そんな中で今週MOチャレンジに出てきた新しいデッキが下のURコントロールです。(リストは9/26で8位のもの)

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ノンクリーチャーのコントロールデッキで、フィニッシュは《感電の反復》《アールンドの天啓》をコピーして連続追加ターンのようです。
手札補充手段も全体除去も豊富に揃っていて粘り強く戦えそうなデッキですね。

既に大人気で3番目の勢力、元々MTGアリーナのミシック1位に辿り着いたデッキとして話題になったとか。
天啓関連でいえば《ストリクスヘイヴンの競技場》と合わせて使うWUコントロールや、他にもミッドレンジが青を足す意味になっています。
今週全体を見ても《アールンドの天啓》は64中25デッキが使っており、ちゃんと確認しきれていませんが64中31デッキの《エシカの戦車》に次いで環境で2番目に多く使われているカードかもしれませんね。


RG系の消滅について考えてみると、デッキを支える強いクリーチャー部分が大体緑単色で足りているんですよね。
赤を足す意味となると除去が浮かびますが、今の緑は格闘ですが強力な除去が複数ありクリーチャーを維持して殴り続ける戦術と合致しているので緑だけで充分、赤を足す意味は不要と考えられます。
実際に緑単アグロでは《吹雪の乱闘》4枚をほぼ固定した上で、追加の除去としてモードを選べる使い勝手のいいインスタント格闘の《豊穣の碑文》も見かけます。

残った明確な赤を足す意味は狼男を組みたい、あるいは《無謀な嵐探し》ぐらいとなりますが、このためだけに《吹雪の乱闘》の氷雪を含む土地事故リスクをわざわざ背負うべきかは微妙なところです。
《黄金架のドラゴン》も強力な赤のカードですが、《レンと七番》の-3能力トークンで止まったり色を足す意義としてはそこまで高くないでしょう。
前環境では赤を足してでも欲しい貫通力を持つ《エンバレスの宝剣》がありましたが、確かに今は赤を足す意味が薄そうに思えます。
やっぱり赤に活路を見出すには飛び道具の本体火力とか欲しいかなあ。そういやフラッシュバック付きのX火力《夜を照らす》とかあったなあ…。

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