株式投資の記録覚え書き②

次に興味を持った高配当株の長期投資は、株価の変動をあまり気にしなくてよく、取り引き回数も少ないので人的リソースをあまり必要としない点でいろいろな仕事と相性の良い投資方法です。実際、今も続けています。

長期投資を始めた初期に購入した『あおぞら銀行』という株は、2018年半ばから株価が急激にさがってしまって、それ以降、塩漬けにしてほったらかしにしています。いつかは上がってくれるかなと思っているのですが、まだなかなか上がり切らず、2023年までおよそ10年弱くらい配当をもらい続けて結局トータルで微増(+数十万円)くらいの状況ですね。そろそろ手放してもいいかなとは思っているのですが、ほっといている状況です。高配当株はいろいろ罠も多いですが、ずっと配当を出してくれているととりあえず我慢してホールドを続けることを可能にしてくれるという点では重要ですね。

大きく下がっても気にせず保持できているのは、リーマンショックの時の経験が大きいです。リーマンショックが起こったとき、持っていた株が-50%まで下がってしまって、その時は怖くていてもたってもいられなくなりすぐに売ってしまいました。リーマンショックが起こった当時は、損失のことで頭がいっぱいで何も手につかなくなるという状態をリアルに初めて体験した貴重な経験でした。この時の損失はおよそ100万円ほどで、そこまで大きな金額ではないですが、当時はかなりへこみました。その後、数年かけて売り払った株が、下がる前より上昇しているのをみて、『これだけ下がっても事業自体がしっかりしている株なら元の値段に戻るくらいなるんだな』と学びました。リーマンショックの時、1年くらいは株から遠ざかっていたのですが、その後も完全には止めずに続けていました。


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