大好きなCOTENRADIOの話vol.1

プロフィールにも書きましたが、私はCOTENRADIOのヘビーリスナーです。
ここ3年くらいほぼテレビは見ていなくて、テレビはPCのモニタと化しいています。
YouTubeやNewsPicksばかり見ていて、見たいものないときはずっとCOTENRADIOを流している感じです。

たまたま見たYouTube番組で、厚切りジェイソンさんが移動の時にPodcastを聞いてインプットしているという話を聞いて、転職系Podcast番組とかを聞いてみていた時に、これもたまたまCOTENRADIOが面白いという話題を聞いて、COTENRADIOにたどり着きました。
厚切りジェイソンさんに感謝。

人物にスポットを当てたり、文化?にスポットを当てたり、事象にスポットを当てたりですが、私が一番好きというか衝撃を受けたのは「最澄・空海編」です。

仏教に対するイメージがいい意味でぶっ壊されたし、難しすぎるけど【空の思想】は興味がわきました。

私小学校4年生くらいの時にとても宇宙に興味があって、科学館に行ったり本を読んだりしてたんですが、地球は太陽系の中にあって…太陽系は銀河系の中の一つで、宇宙はどこまで広がってるんだろう…。とか
じゃあその宇宙は何の中にあるんだろう…とか
ビッグバンの前の「無」って何?とか
そんなことを考えて眠れない日々を送る、変な子どもでした。(ちゃんと勉強してたら学者の道もあったかもしれない…笑)
毎日考えても考えてもわからなくて、わーーーーー!ってなって疲れて寝る感じ。

そんなことを、この「最澄・空海編」を聴いて思い出しました。
割と真理追求しちゃう感じなのかも自分。
宗教系の偉人の話には、「バンッ!」と価値観が変わる瞬間みたいなのがよくでてきますが、人生かけるほどの変化はなかなかないですよね。

記憶にある、「バンッ!」という瞬間の一つに、「小暮写眞館」という宮部みゆきさんの小説のドラマでのセリフがあります。
見たことなかったドラマなのですが、たまたまザッピングしていた時に見たシーンが衝撃でした。もう10年くらい前?
主人公を演じている神木隆之介くんが、ヒロインの成海璃子さんと話しているシーン。(前後の話はよくわからないのですが)

神木くん「なぜ●●さんは、〇〇さんを戦場に記録係として送ったんだろう。戦争にいったら死ぬかもしれないのは変わらないのに。」

璃子さん「戦闘員として戦争にいくのと、非戦闘員として戦争にいくのは全然違うに決まってるじゃん。」

(うろ覚えだけど内容としてはこんな感じ)

このシーンだけを偶然見たんですが、とんでもない衝撃をうけまして。
当時の私はもう20代後半のいい大人だったと思うのですが、祖父から戦時中の話とかも色々と聞いて育ったにも関わらず、私には全くこの視点がなかったなと衝撃を受けました。
「殺されるより、人を殺すほうがこわい」
という視点。日本人としてこのあたりの歴史教育を受けるとどうしてもやられた側視点になりがちなんだなと。
セリフの意図としては、●●さんは○○さんに人を殺してほしくなかったっていうことだったんですが、これは本当に衝撃でした。自分の価値観とか人生観が変わっていく音がした。

とても脱線しましたが、COTENRADIO聞いているとこういう衝撃を割と連続で食らうので、最終的に衝撃ではなく自ら視点を変えにいくというところにたどり着ける感があります(まだまだ修行の身ですが)。
そう、これがリベラルアーツ!
体感できるもののひとつがCOTENRADIOだなぁと思うのです。

更に最近はコテンファンのTwitter(あ、今はX?)で話題になっていた「詳説 世界史図録」を買いまして。。。読みながらCOTENRADIOを聴く日々です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?