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【エロゲ】Geminism~げみにずむ〜

こんばんは。まてんしです

今回は昨年度の11月にCRAFTWORKより発売されたGeminismについて紹介していこうと思います!YouTubeの方でもGeminismの紹介動画をアップしています!     


◇作品の概要

ブランド:CRAFTWORK
発売日:2023年
ジャンル:惜夜のしあわせ探しADV
原画:長岡建蔵
シナリオ:旭

Geminismは2023年の11月にcraftworkより発売された作品で、さよ教が出てから実に20年以上の時を経た新作になります。

原画は、さよ教と同様に長岡建蔵氏が担当されています。価格はミドルプライスです。ソフマップの店舗などで大々的にPOPが貼られてるのを
発売前から見かけていたので、craftworkの新作ということも相まってプレイする前からどんなエロゲか気になっていました。

ちなみにエリーゼとさよ教は、現在ではプレミアがついていて両者ともにパッケージの入手はかなり困難となっています。

つい数年前までワゴンに入っていたような作品が気づいたらプレミアが付いてるなんて事は美少女ゲームだと往々にしてありますよね。。。

最近だと、令和くらいまでほとんど注目されてなかったPSソフトの某アンシャントゲーがいきなり脚光を浴びて価格高騰したなんてことがありましたよね(笑) 本当にゲームはいつ価値が変わるか分かりません。

それでは、Geminismのあらすじを紹介していきます。

◇あらすじ

物語の舞台は現代の都会で、見た目が瓜二つのヒロインが対峙するところから始まります。
(メインビジュアルに映ってるヒロイン二人)

ヒロイン二人は、謎の男たちの指示のもと
”仕會せ”という簡単に説明すると姉妹喧嘩を
させられている状況で、この”仕會せ”によって
お互いの体の部位の奪い合いをさせられています。

詳しい理由などは伏せますが、ヒロイン二人は
過去の辛い生い立ちから、自分のことを不幸だと
感じていました。

そんな二人が辛い過去を払拭し、姉妹同士で殴り合うことに不安や葛藤を抱きつつも、”仕會せ”を通じてお互いが漠然とした幸せを追求していく…
というのがざっくりとした導入になります。

ジャンルにも、しあわせ探しと文言がある通り、
幸せの追求が本作のテーマと言っていいでしょう。

◇キャラクター

メインヒロインは廣杣桔梗と廣杣深紅の二人です。ルート分岐はなく、一本道のシナリオになります。

前半が桔梗ちゃん視点で、後半が深紅ちゃん視点
となっていて、後半で作品全体を総括する構成に
なっています。

一般的に4~5人くらいヒロインがいる作品と比較すると二人だけなのは少なく感じるかもしれませんが、個人的にボリューム不足などはなかった
です。

むしろこのエロゲの場合、ヒロイン枠が他にいても水を差すだけな気がするので姉妹二人でよかったと思います。

余談ですが、私は深紅ちゃんがすこでした。照れてる表情とかが凄くかわいい。。。

◇作品の魅力

・漢字が余すことなく使われるテキスト

Geminismをプレイして感じたのが、とにかく
文章に漢字表記が多いです。
なかなか普段は漢字で書かないような文字も
殆どが漢字で新鮮でしたね。
作品の雰囲気に合っていて良かったと思います。

「狡い」←ずるいってよむらしい。。読めないよ…
狡猾の「狡」で こういって読んでました。恥ずかしい…

・カットインがある

他にもGeminismではキャラクターの立ち絵とは別に、表情のカットインが多々入ります。

目元の表情だけが挿入されるのですが、全身を映さなくてもキャラクターの喜怒哀楽が表現されていていいなぁと思いました(こなみ)

・テーマが分かりやすい

ジャンルに"しあわせ探し"と ある通り、本作は
ヒロインの桔梗ちゃんと深紅ちゃんの幸せの
追求に焦点を当てています。

”仕會せ”を通じて姉妹同士が衝突するなかで、お互いそれぞれが嫉妬を向けあうシーンもあれば、

今あるちいさな幸せを噛みしめているシーンもあったりして。

プレイヤーからすると切実に、どっちも幸せに
なってほしい…って感じでした。

特に桔梗ちゃんと深紅ちゃんの暮らしぶりが対照的に描かれているのが印象に残りました。

序盤のうちは一見すると桔梗ちゃんの方が大変そうにみえましたが、
”大したことない”と思っていたことが実は幸せだったり、

逆に幸せだと確信していたことが、いざ経験してみると想像していたのと違ったり、

などが二人の対照的な暮らしの違いから表現されていました。いいですね。

◇感想

ということでGeminismの紹介でした。

作品の主な名目は、桔梗と深紅の幸せの追求ですが、漠然とした幸せって考えてみると結構難しいですよね。

ストーリーが進むにつれてヒロイン二人が
不幸だと思っていた過去に対して、だんだんと
考え方が変わっていくのも見どころだと思います。

未プレイの方は是非とも遊んでみてください。
本作にも、さよ教と同じくゴア表現に対する注意喚起がゲームを起動すると表示されますが、設定から表現の緩和が可能です。
(個人的に緩和設定なしで全然大丈夫だと思います)

それでは、おやすみなさい!

©2023 CRAFTWORK




























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