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【7月22日ワールドミッションレポート:🇵🇰パキスタン「若きキリスト者、またも悪名高い『冒とく法』により死刑判決」】

事件は、27歳の若いパキスタン人青年の信者が、昨年8月のキリスト教共同体に対する広範な攻撃を受けて、破損したコーランの写真をTikTokで共有したことに端を発する。その青年が画像を作成したのではないにもかかわらず、裁判所はそれが神への冒涜であるとして、青年は死刑判決に値すると述べたのだ。

米国殉教者の声のトッド・ネットルトンは、「冒とく法は不当です。 この法には推定無罪の代わりに推定有罪があるのです」と述べた。

冒とく罪で告発された信者は、法廷に足を踏み入れる前に、しばしば暴徒の暴力による裁きに直面します。

「ありがたいことに、今回は青年が大事に至ることはありませんでした。警察は暴徒のメンバーを逮捕し、暴徒らの責任を追及しようとしました。しかし、その後、宗教的少数派に対するさらなる自警団の暴力を支持する集会が行われました」とネトルトンは言う。

「神を冒涜する法律とその執行方法には何らかの変更が必要です。暴徒による支配ではなく法の支配に戻る必要があるのです。」

パキスタンを拠点とする社会正義センター(CSJ)によると、今年1月から6月にかけて、少なくとも103人が冒とく罪で起訴されている。

ネットルトンは 「私たちは、上記の個々の信者や家族を必ずしも直接的に慰めることはできません。しかし、彼らのために、そして、このような抑圧と二級市民としての地位の甘んじて生活しているパキスタンの他のキリスト教徒のために祈ること、これは確実にできることです」と述べた。

パキスタンで迫害されている信者を強め、励ますことのできる神に求めよう。悪い冒とく法が一日も早く終わり、パキスタンでの宣教が進むよう祈っていただきたい。

(イスラム80.3%, プロテスタント10.8%,カトリック3.1%, 儒教0.9%, 仏教0.4%, ヒンズー教1.3%, その他)

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