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【9月17日世界宣教祈祷課題:🇺🇸米国🇺🇸】

肉体派クリスチャンには垂涎(すいぜん)ものの証しを紹介したい。

米国のあるクリスチャン男性たちの間で、信者の交わりと草の根伝道に対するユニークなアプローチが生まれている。彼らはガレージ・ジム・チャーチと呼ばれるコンセプトを生み出した。肉体を鍛え健康を増進しながら神に仕えているのだ。

始まりは、クリス・レアルドンが、COVID-19流行のピーク時に、自宅のガレージで一人ウェイトトレーニングに没頭している自分に気づいたことがきっかけだった。キリスト信者である彼は、ガレージでのウェイトトレーニングを個人的な礼拝の時間に取り入れ始めた。彼はウェイトを持ち上げながら、元気の出る賛美や、困難を克服するための情熱的な説教を聴いた。セットの合間には祈り、聖句を読む。

パンデミックが落ち着き始めた後、クリスは数人の信者仲間をガレージに招いた。そしてこのガレージ・ジム・チャーチが誕生したのだ。この経験は圧倒的に肯定的であったため、レアルドンは『Faith & Fitness』誌と協力し、他の人々に同様のミニストリーを設立するよう促すことになった。彼はこの言葉を広め、教会、特に男性のためのミニストリーや牧師と協力することを目指している。

ガレージ・ジム・チャーチの参加者の一人であるセス・ドハーティは、「この集まりでは、男たちは警戒心を解き、霊的なことを含め人生の様々な側面についてオープンに話し合うことができる場所だ」と述べ、ガレージ・ジム・チャーチを称賛している。

 フレキシブルに、魅力的な伝道を展開する米国の信者たちには度肝を抜かれる。この場合大切なことは、「変えて良いこと」「変えてはいけないこと」の両者の区別をしっかりつけることだ。
たとえば「福音」や「神の言葉」「聖書の教え」は、決して変えてはいけない事柄に属する。しかし、エレキギターやドラムなどで賛美を捧げたり、趣味や教養の場など、生活の色々な場所に教会を持ち込むことは、フレキシブルにできる。
つまり聖書の御言葉から「変えて良いこと=相対の事柄」と「決して変えてはいけないこと=絶対の事柄」との線引きがつけば、私たちはもっと自由になれるのだ。

まさに「真理はあなたがたを自由にします(ヨハネ8:32)」と主イエスが言われた通りである。

 福音自体は決して変わらないが、あらゆるものが福音の伝達手段になる。米国の肉体派クリスチャンたちのチャレンジが豊かに実を結ぶように祈っていただきたい。

(プロテスタント 35.3%,カトリック 21.2%,正教 1.7%,ユダヤ教 1.7%,イスラム 1.6%,無神論 16.5%, 他)

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