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【5月3日ワールドミッションレポート:🇨🇳中国「足のなえた者も獲物をかすめる(1)」】

中国におけるキリスト教の継続的な成長を見れば、いずれ世界最大のキリスト教人口を抱える国になることがわかるだろう。しかし、中国の主要都市の中でも、温州市は他の都市よりも多くの信者を抱えていることで際立っている。

この大都市温州は、今では「キリスト教の街」と同義で使われるほどに、多くの人々がキリストに帰依したのだ。いったいどのようにしてそんなことが起き得たのだろう。

イザヤ書33章23節にはこうある。
「そのとき、おびただしい分捕り物や獲物は分け取られ、足のなえた者も獲物をかすめる。(33:23b)」

これは、温州市に礎を据えるために神に用いられた片足の男、ジョージ・ストット宣教師夫妻の驚くべき証しだ。

温州にはキリスト教徒が非常に多く、しばしば「中国のエルサレム」と呼ばれている。一部の推定では、人口の15%がキリスト教徒だと言われているが、実際の研究および推定では、その数はさらに高いことが示されている。温州のキリスト教徒の数は、実に全国平均の約6倍に達するのだ。ところがこの数でさえも、政府に認められた公認教会(三自愛教会)だけの推計である。もし非公認の家の教会に属するキリスト教徒を加えるなら、この数はさらに跳ね上がるのだ。「足のなえた者も獲物をかすめる(2)」に続く。


(プロテスタント6.4%,カトリック1.6%,無宗教44.4%,儒教28.5%,仏教12.5%,イスラム1.9%,他)

※2枚目の写真は、2014年に中国共産党政府によって不当に取り壊された温州市の三江教会。シェアはご自由にどうぞ。

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