【8月17日ワールドミッションレポート:🇦🇱アルバニア「『イスラム』の名を持つ少年が、いかにしてキリストに出会ったのか」】
現在、アルバニアでは福音宣教の機会が広がっている。アルバニア人の約70%はイスラム教徒であり、無宗教者やカトリック教徒が少数派を形成している。
多くの人々がより大きな経済的機会を求めて国を去っており、他の豊かなイスラム諸国は、資金を投じてアルバニア人にイスラムの宗教的影響を与えようとしている。イスラムの強いアルバニアでしぶとく伝道を続けるミニストリーの安全のために祈りが必要だ。
アルバニア南部の人里離れた村で生まれたイスラム(少年の名前)は、貧しい家庭で父親の家畜の世話を手伝いながら育った。彼が8歳のとき、両親は家族をアルバニアの首都ティラナに移住した。
すると近所の子どもたちがイスラムをサマーキャンプに誘ったのだ。彼はこの誘いに二つ返事で応じた。新しい友だちを作りたかったからだ。
「キャンプ初日は夢のようでした。たくさんの子供たちがいて、新しい友達の中にいることがうれしかったんだ。でも本当に心に響いたのは、リーダーたちがいつも私たちに示してくれた愛と思いやり、そして優しさでした。彼らはイエスについて教えてくれて、そしてイエスは子供たちをとても愛しておられ、イエスの王国は子供たちでいっぱいであることを教えてくれました」
それが、イスラムが、彼の人生でイエスについて聞いた初めてのことだった。サマーキャンプが終わった後も、イスラムはティラナに住む他の子どもたちと集まり、イエスについてさらに聞き続けた。
それからちょうど2年後、イスラムの母親がイエスについてもっと知りたいと言い出した。地元の信者たちは、彼女を聖書研究と祈り、そして礼拝のグループに迎え入れたのだ。
「神様が僕の人生に働いてくださって、本当に幸せです。僕は迷子でしたが、今は見いだされました。僕は塩であり光なんです!僕は神の御言葉が大好きで、もっと深く学びたいし、ずっとこれを続けたいです!」
イスラムは目を輝かせてそう語った。概して福音は、若い時に聞いた方がより救いにつながりやすいと言われるが、このような若い子供がいずれ成長し、今度は彼らが福音を提供する側として立ち上がるのだと思うと、期待に胸が躍るではないか。
アルバニアの少年に植えられた福音の種がやがて大きな実を結ぶように祈ろう。日夜、福音の種を蒔き続けるアルバニアの兄姉たちのために祈っていただきたい。
(イスラム62.4%, プロテスタント0.7%, カトリック13.1%, 無神論者7.0%, その他)
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