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【8月11日ワールドミッションレポート:🇦🇹オーストリア「ブラジル出身のオペラ歌手、ウィーンで元イスラム教徒、仏教徒、元無神論者からなる教会を設立(1)」】

マリアは、デボーションをしているとき、自分がペルシャ人と福音を分かち合うようにと神のうながしを感じた。しかし彼女は、ペルシャ人が何なのかすらも知らなかったので、このうながしについて皆目見当もつかなかった。ところがマリアは、1週間もしないうちに答えを得た。マリアはイランから来た少女に出会ったのだ。

マリアが少女に「母国語は何?」と尋ねると、その少女は「ペルシャ語です」と答えた。これを聞いたマリアはハッとして、この出会いを導いたのは神だと確信した。それで少女をバイブルスタディに誘ったのだ。

このときマリアは、新しいペルシャ語教会を始めるなどとは夢にも思わなかった。彼女はただ神に従っただけだったのだ。しかし彼女たちの聖書研究会には次第にイランやアフガニスタンの元イスラム教徒が加わるようになり、ベトナムの元仏教徒が加わるようになり、そしてオーストリアの元無神論者なども混在するようになった。この学びを通して、イランの少女は信仰告白に導かれ救われたのだ。少女は自分の信仰を他の人に伝え始めた。そのようにして彼女は聖書研究会に多くの人々を連れてきた。これはまさに自然発生的だった。

「マリアはいつも主に仕えたいという願いを持っていました」そう言うのは、マリアを支援している宣教団体IMBのロジャー・ハーツィルだ。マリアは十数年以上前にブラジルからウィーンに来た。彼女は神学校の学位と音楽の学位を取得し、ウィーンでオペラを学ぶ奨学金を得ていたのである。学業を終えた後、彼女はウィーンに定住し、オーストリア人と結婚してキャリアをスタートさせた。

イランから来たペルシャ人の少女との聖書の学びは、2014年に彼女の家で始まった。その年の終わりまでに、2人のイラン人、2人のベトナム人、1人のオーストリア人が洗礼を受けて信者となった。2015年の春までに12人の新しい改宗者(そのほとんどがイランからの移住者)がそれに加わったのだ。

「ブラジル出身のオペラ歌手、ウィーンで元イスラム教徒、仏教徒、元無神論者からなる教会を設立(2)」に続く。

(カトリック64.5%, プロテスタント4.5%, 無神論11.5%, イスラム5.5%,ユダヤ教0.1%,他)

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