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【4月24日ワールドミッションレポート:「🇳🇵 ネパールで前触れの祈りが道を開く」】

国際的な宣教団体グローバル・ディサイプルズのある関係者は「未伝道地域に福音を浸透させるためには、まず主の道を備えることが重要です」と言う。

悪霊の影響は、ネパールの多くの場所で、何世代にもわたって影響を及ぼしている。そこで、イエスの弟子がいないか、ほとんど存在しない地域のために、グローバルディサイプルズは「主の道を整える 」ための画期的な祈りのチームを現地に派遣するというのだ。

「しかし、何もこれは新しいアプローチではありません。ルカ福音書の10章で、イエスはご自分に先駆けて、福音の前触れとして地域を整えるための70人を派遣したのです。これらのチームは、収穫の主に働き手を送り出してくださるように祈り、悪霊を追い出す御国の力を生きた形で表しました。彼らが任務を終え戻ってくると、霊的な領域における彼らの働きの影響について、主イエスは『わたしが見ていると、サタンが、いなずまのように天から落ちました(ルカ10:18)』と言われたのです。その地に立って祈るとき、私たちは、人々の魂を盲目にして捕らえている霊的な要塞があることを知り、それがどのような性質のもので、どれほどの範囲に及ぶものなのか、より深く認識します。現地での祈りは、その土地とそれを取り巻く空気に対して、イエス・キリストを信じる信仰の力を解き放つのです。この1年、グローバル・ディサイプルズの祈りのリーダーや現地の執り成し手は、インドネシア、インド、メキシコ、ブラジル、ウガンダ、ケニア、エチオピア、ザンビア、カメルーンなどの地域でこの祈りに取り組んできました。その他、ナイジェリア、タンザニア、ミャンマーなどでも、この祈りが捧げられました」と関係者は言う。


東ネパールの祈りのチームが、この地域で祈りの旅に出たとき、彼らは自殺岬と呼ばれる場所で祈った。ここは、背の高い木が崖に張り出しており、多くの人がそこから飛び降りて命を絶っている場所だ。執り成し手たちはこの場所で、死の霊が命に取って代わるように、そして愛する人を失って悲しむ家族が救われるようにと祈った。この崖のある丘からは、周囲の村々を一望することができた。この地域の祈りのチームのリーダーは、これらの村々にはまだ教会がなく、小さな信者の交わりさえないと指摘した。

翌日、彼は少人数のチームを率いて村のひとつを訪れ、歩き、祈り、イエスのために道を整えた。彼らはルパと呼ばれる悪霊にとりつかれた女性に出会った。そこで執り成し手たちが祈ると、悪霊は彼女から出て行った。すると、悪霊から解放された彼女は、その場でキリストに人生を捧げる決心をしたのだ。チームは今も彼女と定期的に会っている。おそらくルパは、その未伝道の村の新しい教会の最初の信者になるだろう。

グローバル・ディサイプルズには現在、世界中に13人の祈りのリーダーがおり、それぞれの地域で祈りのグループを増やし、この働きを育てるために奉仕している。彼らの目的は、すべての人々が、イエスの愛と真理を聞くことにある。

祈り手と通して、見えない領域において、福音のために霊的な備えのための執り成しが捧げられている。そこに出会うべき人が備えられており、福音の扉が開かれている。それはまるで、さながら福音書や使徒の働きに登場する物語のようではないか。ネパールのような土着の悪霊信仰の強い場所では有効な働きだと言える。

これらの地域の霊的に縛られている人々が、福音の先駆けたる祈り手たちを通して解放され、その突破口からさらに福音が力強く宣教されるのだ。ネパールの救霊の拡大のために祈っていただきたい。

(ヒンズー75.0%, プロテスタント2.9%, カトリック0.02%, イスラム4.4%, その他)

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