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あなたも保育者になれる

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子どものとなりで、思うことあれこれ。 保育者、青山誠による日々のつぶやき。
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記事一覧

わたしたちのナラティブツリー05〜他者の声を声に出して読む。

先週金曜日に行った「青山誠が語る わたしたちのナラティブツリー」。 金曜の夜に、一人でひっ…

青山 誠
1か月前
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わたしたちのナラティブツリー04〜沈黙としてあること、言葉の腐葉土

書き留めておかないと忘れてしまうこと、つらつらと。 ナラティブツリーの中で、私たちがどの…

青山 誠
1か月前
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私たちのナラティブツリー03

意気揚々とナラティブツリーについて語ってきましたが、ときどき、ナラティブツリーこそが悪い…

青山 誠
1か月前
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私たちのナラティブツリー02

保育のエピソード記述を共有し合う試み、上町しぜんの国保育園のナラティブツリー。 実際にや…

青山 誠
1か月前
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保育の青春〜上町しぜんの国の神5という人たち

師が弟子を育てるのではない、弟子が師を創造し、その創造を通して弟子は自らを育てる。 上町…

青山 誠
1か月前
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2024年度の仕事展望、イベント、研修などいろいろなラインナップ。

年度末、そして合わせて怒涛の年度はじめ。皆様いかがお過ごしでしょうか。 2024年度もまたさ…

青山 誠
2か月前
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保育セミナー「うたげと初心」に寄せて〜溝口義朗、保育界の良心が見る乳児からの世界

11月11日、12日に開催される新しい保育セミナー「うたげと初心」。 全編、1か月の見逃し配信付き! ライブビューイング会場もあります!! 新しい保育セミナーを企画しました。その名も「うたげと初心」。 それに寄せる形で、今考えていることのあれこれや、保育について書き記したいと思います。 4回目は、「溝口義朗、保育界の良心が見る乳児からの世界」。 溝口義朗さんは一筋縄ではいかない人物です。 その語りを聞いた方はそのぶっきらぼうな感じ、膨大な知識量、抽象度の高い言い回しに、

私たちのナラティブツリー01

私の園では「ナラティブツリー」といって、保育者一人ひとりが書いたエピソード記述を共有しあ…

青山 誠
6か月前
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保育セミナー「うたげと初心」に寄せて〜講座紹介「まちとむらと、保育とコミュニティ…

11月11日、12日に開催される新しい保育セミナー「うたげと初心」。 全編、1か月の見逃し配信付…

青山 誠
6か月前
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保育セミナー「うたげと初心」に寄せて〜初心への近くて遠い道

11月11日、12日に開催される新しい保育セミナー「うたげと初心」。 全編、1か月の見逃し配信付…

青山 誠
6か月前
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保育セミナー「うたげと初心」に寄せて〜保育者が育つってことのモヤモヤとその周辺

11月11日、12日に開催される新しい保育セミナー「うたげと初心」。 全編、1か月の見逃し配信付…

青山 誠
6か月前
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わたしの「うたげと孤心」

うたげが好きだね、とよく言われるし、自分でもそう思う。 でもどちらかというと、酒席の中央…

青山 誠
11か月前
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保育メモ〜「信頼」と「安心」から考える

保育はサービスではないと思います。 サービスは他者から安心を享受されるものです。 安心とは…

青山 誠
11か月前
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喃語から世界を見る

『エコラリアス』 「幼児は、「喃語の極み」において一時は発音していた無限の音の数々を忘却しなければ、ひとつの言語を特徴づける母音と子音の有限のシステムを身につけることができないのかもしれない。際限のない無数の音を失う、という代価を払うことなしに、幼児はひとつの言語の共同体内に正式な位置を占めることができないのかもしれない。  はたして、成人が話す諸言語は、かつてそこから生まれ出た限りなく変化に富んだ喃語のなにがしかを留めているだろうか。あるとしたら、それは谺(こだま)でし