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暑中お見舞い クラスター株式会社に入社しました

暑中お見舞申し上げます

暑中お見舞申し上げます。
まだまだ暑い日が続いていますが、皆さまお元気ですか?
こちらはおかげさまで家族全員、今年の夏も健康に過ごせています。
さて私事ですが、8月1日にクラスター株式会社へ入社しました。

※以下「クラスター」は法人を、「cluster」はサービスのことを指します

clusterは"芸術の概念そのものを驚嘆するほど変えてしまうことになるかもしれない"?

あらゆる芸術には、それ以前と同じように考えたり、同じように扱ったりすることのできない物質的な部分がある。こういった部分は現代科学や現代の実践的活動の影響から無関係でいることはできない。素材にせよ空間にせよ、これらはこの二十年来、かつて存在していたものとはすっかり変わっている。こういった大きな変革が、さまざまな芸術領域の技術全体を変化させ、それによって芸術的創意そのものに対しても影響を及ぼし、ついには芸術の概念そのものを驚嘆するほど変えてしまうことになるかもしれない。こういったことについて、われわれは心の準備をしておく必要がある。

ポール・ヴァレリー『芸術論集』「同時偏在性の征服」(1931年)

人事の仕事をしているので「なんでクラスターに入ったの?」と聞かれると「これから組織やサービスが拡大していくなかで、(これから出てくるもの含めて)解決すべき課題がありそこに自分のこれまでの経験を活かしたいから」と答えてしまうのですが、実はそれだけで足りません。

一言でいうと「(自分には)よく分からなくて、面白そうだから」ということなのですが、自分の中のよく分からなさと面白さを説明しようとすると、大学1年の授業で紹介されことあるごとに読み返しているベンヤミンの『複製技術時代の芸術』(第三稿)の冒頭に引用されているポール・ヴァレリーの一節が最もしっくりくるので紹介します。

※clusterを「芸術」として書くことに違和感があるかもしれませんが、ポール・ヴァレリーのもとの文章が書かれたのは今から100年ほど前であり、そのころは当然インターネットもゲームもなかった時代です。このnoteではそれらもひっくるめて「芸術」として括っています

clusterが世界に、未来に広がっていくこと

現在のclusterを表層から見ると「芸術の概念そのものを驚嘆するほど変えてしまう」かは分からないかもしれません。
けれどもクラスターは会社のミッションを「人類の創造力を加速する」、ビジョンを「バーチャル経済圏のインフラをつくる」と掲げていて、「ゲーム」や「コンテンツ」で消費を促すのではなく、「場」や「機会」をつくることに重きをおいています。そして「つくる」がキーワードになり「世界」や「未来」に向けて投資をしていきます。
このように「つくられ続けていく」ことによって、大きな変化が生み出されるのではないかと感じているのです。

様々な「難しさ」はあるけれども

ここまで大きな期待を書いてきましたが、サービスが広がるには超えるべき課題がたくさんあります。
デバイスの普及から、どのように海外のユーザーに広げていくのか?、toCサービスとしてどのようにマネタイズをしていくのか?大小様々なコミュニティをどのように熱狂を保つのか?など「難しさ」を挙げればキリがありません。
組織も人数が増えること、海外に進出することにともなう「難しさ」もあります。
こうした「眼の前の」あるいは「想像できる」課題を一緒に解決しながら「どうすれば、人類の創造力を加速するか?」、「どうすればバーチャル経済圏のインフラをつくることができるか?」という難問に挑む仲間を募集しています。

まだしばらくは猛暑が続くと思います。五反田近辺にお越しの際はビールでも一緒に飲みましょう。

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