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映画「AI崩壊」とSociety5.0

今朝は12時間睡眠をしたために頭痛とともに目覚めました。今日は何もない1日だったため、映画を観に行こうと思い映画館に。

特に観たいと思うような映画は今上映されていなかったのですが、評判が2つに分かれていた「AI崩壊」を観ました。

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あらすじ

作品のあらすじはこんな感じです。(ホームページより)

2030年。人々の生活を支える医療AI「のぞみ」の開発者である桐生浩介(大沢たかお)は、その功績が認められ娘と共に久々に日本に帰国する。英雄のような扱いを受ける桐生だったが、突如のぞみが暴走を開始――人間の生きる価値を合理的に選別し、殺戮を始める。警察庁の天才捜査官・桜庭(岩田剛典)は、AIを暴走させたテロリストを開発者である桐生と断定。日本中に張り巡らされたAI監視網で、逃亡者・桐生を追い詰める。桐生が開発したAIを管理していたのは、桐生の亡き妻でありAI共同開発者の望(松嶋菜々子)の弟、西村(賀来賢人)。事件の鍵を握る西村も奔走する一方で、所轄のベテラン刑事・合田(三浦友和)と捜査一課の新米刑事・奥瀬(広瀬アリス)は足を使った捜査で桐生に迫る。日本中がパニックに陥る中、桐生の決死の逃亡の果てに待っているものとは?一体、なぜAIは暴走したのか?止まらないAI社会の崩壊は、衝撃の結末へ――。

こういう映画によくあるストーリーですね。ターミネーターも人工知能が人類を敵とみなして攻撃をしてくるところから始まっていたような、確か。

ストーリー展開も予想できるところもあったので、そういう点では映画がとても好きな人にとっては面白くない映画に部類されるのでしょうね。ただ、僕自身は面白く感じれました。

society5.0の時代とともに

society5.0の時代が到来しているとよく言われます。学校教育でもsociety5.0の時代に必要な力を育もうということで、学習指導要領等が改訂され、小学校ではこの4月から完全実施されます。

Society5.0は「超スマート社会」と呼ばれ、『サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会』(内閣府)と言われています。新しい社会が実現しようと目指しているのは『IoT(Internet of Things)によって全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出すこと』、さらに『AI(人工知能)によって必要な情報が必要な時に提供されること』です。

感想

このようにAIやビッグデータを活用し、それらを私たちの実生活にいかしていく社会がもうすぐそこまできています。そのような背景の中で、この映画が伝えようとしたことは何だろうかと思いながら観ていました。

劇中で何回か松嶋菜々子演じるAI共同開発者の望が「いつか、たくさんの苦しんでいる人を救う日が来るわ」と言っています。一方で、人の手によってAIのプログラムが改竄され、事件が起きるわけです。

AIは人の手によって作られたものであり、良いことに使用するも、悪いことに使用するも結局は人であるということですよね。AIの利用はきっと生活を豊かにしてくれると思います。また、「人工知能は人間(製作者)を超えることはない」と聞いたことがあります。しかし、人工知能による反乱がないとしても、良からぬことを企む人によってその範囲内で不正を起こすことができるのも事実です。

人工知能などが身近になる社会がすぐそこまで迫っているからこそ、私たち自身がもう一度考えるべきだと伝えたかったのではないかと映画を見終わった今、思っています。

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