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(45)承認欲求をもって間を詰めよう

ようやく東京も秋らしい日が続くようになってきました。秋晴れに草紅葉の湿原なんかを歩いたら気持ちいいでしょうね~。

今回の「お山のマナーブック令和版」は「追い越し」のマナー。「すれ違い」と共通のマナーでもあると思います。

【すれ違い関連2選】

追い越す時、追い越される時。こうしてくれたらいいのにな~ということありませんか。危なっかしいときもありますよね。私はイラストのように知らぬ間に人が背後にピッタリ近づいてきているのがスゴイ怖いです(笑)でも私も単独行が多いので逆の立場にもなりかねません。そこで私が心がけていることも紹介します。

この連載は、当たり前のことから山ならではのことまで色々ある登山マナーを再考していきます。そもそもよく理解していなかったり、昔から語り継がれてきたなかには、時代とともに解釈が変わってきた、あるいは不要なのもあろうかと思っています。
そこで、昭和の登山ブーム世代を先輩に持ち、平成の山ガールブーム世代を後輩に持つ私が、これまでの経験と体感から今の時代にフィットした解釈をしてみようと!
あくまでも個人の解釈ですから、ここに書いたことを山で守っていない人を見かけてもその人が間違っていると思いこまないようにしてくださいね。

週1回更新(目標)、全50回(予定)でお送りします。自主出版化を目指します(野望)。ご支援よろしくお願いします。

第一回より抜粋

従来からある基本マナーは「山側で追い越される」。そのこころは、待つほうの安全を確保した上で追い越しを行うということです。すれ違いも同じですね。でもこれって昔から言われ続けているわりには現場で実践されていない気がします。

私も咄嗟の追い越しにアワアワと谷側に立ってしまってちょっとヒヤヒヤしたことはあります。あと、大昔にひとりで

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