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新米母ちゃんの保活と子育て

保活真っ最中の今、保育園のホームページやパンフレットに書いてある保育の理念や方針を読んだり聞いたりすることが増えました。

そういえば、そもそも、わたしが目指したい子育てってなんだろうなぁ。
せっかくなので、子育て3ヶ月の新米母ちゃんの理想を、まだいろいろな現実の壁に直面していない今のうちに書いておこうと思います。

子育て、教育への思い

大学時代、教育学を専攻していて地域教育を専門として学んでいた私。
地域で育つこと、そこから派生して食と農が教育に与えるもの、そんなことを学んでいました。

あまり真面目に研究に取り組んでいたとはいえない学生時代だったけど、
毎年長野の農家さんで農業をさせてもらったり、栃木の保育園で自然の中で育てることを理念とした保育の体験をさせてもらったり。
たくさんのフィールドワークをしたことはすごく貴重な経験で、その中で学んだことや感じたことは今のわたしの生き方に少なからず影響を及ぼしています。

教育という観点で言うと、「教えるよりも、日々の生活や遊びを通して感じること」「多様な環境、人の中で育つこと」が大切なんじゃないかなぁと自分なりに学びました。

当時、よく授業などで引き合いに出されていたレイチェルカーソンのセンス・オブ・ワンダーにもこんな風に書いてあります。

もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力をもっているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目をみはる感性」を授けてほしいと頼むでしょう。
この感性は、やがて大人になるとやってくる倦怠と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、かわらぬ解毒剤になるのです。
わたしは、子どもにとっても、どのようにして子どもを教育すべきか頭をなやませている親にとっても、「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。

漠然と自然の多い環境の中で自分も生きていきたいし、子どもを育てたい、と考えていたわたしにとって、これらの経験や学んだことは確信へとつながるものでした。

わたしの保活

そんな経験を経て、ついに子どもが産まれ、来年の春には保育園に預ける予定に。

まず、子どもが産まれるのをきっかけに都内から湘南エリアに引っ越しました。
これも、もう少し広い家に住みたい、職場に近いところに移りたいという現実的な理由もあったし、都内よりも自然に近い環境に住みたいというのも大きな理由でした。

そして、わたしの里帰りが終わってから、2人で引っ越し先の保育園見学をスタート。

正直生まれる前は、一歳になる前に預ける、と迷いなく思っていましたが、
いざ生まれるとかわいくてかわいくて…本当にこんな小さいうちから預けられるのか私。。と少し悩みました。

でも、見学する中でたくさん質問したり話を聞いてきくうちに、どの保育園も想像以上に子どもたちのことを考えてくれていると感じたことで、たくさんの人の中で育つこともきっと子どもにとっていいことだと考えられるようになりました。

その中でもちろん夫婦間では上に書いたようなわたしの教育の理想の話もしたし、夫の職業柄、園のハード面の環境(建物や園庭、遊具など)へのこだわりなんかも聞きつつ、最終的に以下のポイントを重視して希望順位を出しました。

*活動内容* 遊びや活動の内容が充実しているか(泥遊び等の身体を動かす活動や、野菜を育てるなどの食育。先取り教育はとくに不要と考えました)
*園舎、園庭* 広さ、綺麗さ、自然環境など(せっかく郊外に越してきたので園庭はマストで、できれば土の園庭)
*食事* できれば手作りの給食やおやつ
*親の負荷* おむつ、着替え、布団などの負荷が少ない(親がまず保育園といい関係を築けること)

あとは、見に行った時に子どもたちや先生が元気いっぱい!なところをフィーリングで決めました。

もちろん、わたしの住むエリアは神奈川の中では比較的激戦区らしいので、無事決まるかどうかは分かりませんが、、

現時点での子育ての軸

保活を通して改めて考えてみたわたしの子育ての軸。

予期せぬことがたくさん起きる人生、つよく、しなやかに生きてほしい。そのための土台となる身体や心を育てること。
そして、自分のことも、ほかの人(や、その他の命)に対しても、うやまう気持ちや愛をもって接することができるように日々にゆとりをもつこと。

それがわたしの思う(現時点での)子育ての軸です。これからまたどんどん変化はするだろうけど、自分の備忘録も兼ねて。
まずは自分が身体と心を健康に、ゆとりをもって生活することを忘れずに!

#子育て #保活


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