見出し画像

MDICって?難易度や勉強法は?

MDICは医療機器情報コミュニケーターといい、医療機器学会が認定する民間の資格です。
医療機器安全管理者をやっていたこともあり受験、取得しました。
MDICが気になってても実際取ったらどうなの?という風に思う方もいるのではないでしょうか?

このnoteでは実際取得してどうか書いてみようかと思います。詳細はブログも書いているのでこちらも是非参考にしてください。

MDICって?

冒頭でもありますが、この資格は民間の資格になります。実際これがあるから給料が上がった、就職に有利になったなんていうのは感じませんでした。ただ企業によっては会社から受けるように言われることもあるようです。

MDIC取得のメリットは?

ぼくは検査技師で医療機器安全管理者をやっていました。機器の情報管理やメンテナンスの日取り調整、情報提供や勉強会の実施などです。情報管理をしたり、業者さんとの話をするときに、このMDICで学んだ知識は役に立ちました。企業さんからすると医療のことも学ぶことになるので病院と話をするときに、MDICのスキルが役立つと思います。また病院内の他職種の方から信用されるようになるきっかけにもなったと思います。

難易度は?

試験の合格率50%程のよう。
2023年1月22日行われた試験では752名受験し、361名が合格しました。
思ったより合格率が少ないなぁと印象でした。
試験内容は医学概論、臨床医学、臨床工学、医療情報の4種類があります。
医療機器販売など医療従事者以外の方も受けられることも多く、医療の分野で引っ掛かってしまうことが多いようです。
臨床工学技師さんも受ける方もいるようで、こちらの合格率は高いようです。

勉強法は?

医療機器学会で講習会があります。こちらで4種類それぞれのテキストももらえます。このテキストを中心に勉強をすると半分程度はとれるのではないかと思います。過去問については販売などはされていませんが、医療機器学会の会員になると届く会誌で一部公開されます。近くにいたら見せてもらってもよいかもしれません。範囲としては満遍なくなくでます。ただ細かくはでず、基本的なところを浅く、広くという感じです。60%合格ラインなのではないかと思います。

まとめ

MDIC医療情報コミュニケータ-。民間の資格でもありなかなか給料に直結などは難しいかもしれませんが、場所によっては会社から受けるよう指示がでることもあるほど。もっていると知識があると証明になり信用度が違いますし、実際話をするときの理解度も違います。
バーコードの読み方やPCの基本的なこともやるのでおもしろいですよ。
もし医療機器に関して知識を深めたい方の導入として受けられてみてはいかがでしょうか。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?