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フィリピン語学留学-別れの時-

※これは2009年の回想記事です。

別れは大の苦手。
大好きな人たちが卒業を迎えて学校を去っていく時、私は毎回泣いていた。

入学時期も卒業時期もみんな違うので、毎週の様に誰か帰国してしまう。
毎回その度に大泣きしている私を見て「すぐ慣れるよ~。(笑)」と言っていた友達がいたけれど、結局私は最初から最後まで、やっぱり人が帰る度に泣いていた。

そんな私のフェアウェル(さよなら)パーティーは、私のたっての希望で仮装パーティーをする事に♪
私は念願だったフィリピンの民族衣装を身にまとい、美容院で美容師さん3人がかりでお化粧や髪の毛のセット!日頃しない厚化粧で別人のよう。
この髪の毛、ゼラチンみたいなので固められてカッチカチです。(笑)

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私のシェアメイトだった先生のJは、私のトップスを着てみたいというので一緒におめかし。

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男友達はほぼみんな私の服を服を着て、化粧をして女装し、フラダンスの衣装を着たり、天使になったり、みんなそれぞれ思い思いにいつもと違う格好をしてわいわい過ごして楽しかった♪
女装の写真もあるけれど、みんなは今だいぶ良い大人なので、掲載はやめとこう。(笑)

大好きだったJ。やっぱりチューしちゃう。
絶対に逃がさないように支えてるのが見える。(笑)
固めてもらった髪の毛、宴もたけなわになってもまったく崩れません。

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楽しかった時間は本当にあっという間。いよいよ自分が帰る日に。
お世話になった先生たちと記念撮影。

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みんなとっても素直で、私が少年時代の写真を見せて「私はもともと男で、性転換をしたんだよ。」と一人の先生に冗談で話したら、それを信じた先生が『小梅、実は男らしいよ!』と話して回り、学校中に噂が広がって注目の的に。(笑)

みんな明るくて、人なつっこい良い先生ばかりだったな~。

エデンマイルス恒例行事として、学校を出る時はみんなが入り口までお見送りにきてくれます。
校長先生のMioさんは、英語に対して本当に熱意のある人でした。
学校の名前は【STORY SHARE】に変わり、今も更に学校の仕組みをブラッシュアップし続けていることでしょう。

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みんなの寄せ書きをもらって感動して既に泣いている。。(笑)

この学校に集まったメンバーは、とにかく変態(変人?)が多かった。
フィリピン留学が流行る前からこの学校を探し当て、周りのなんでフィリピン?にも負けない強い意志でここを訪れ、一生懸命英語を勉強していた強者揃い。

でもそんなみんなだからこそ、世界中で再会した。オーストラリアでも、アジア周遊をして、カンボジアで学校づくりした時も。

それでも別れは別れ。このメンバーだったら本気になればいつでも会えると思うけど、この時のような衣食住を共にした濃厚な同じ時を過ごすことは二度とできない。この時と同じ気持ちで、同じ状態で会えることなんて奇跡に等しいことだと思う。

だから私は出逢いも別れも全力でしてしまう。
明日のことなんてわからないから。

訪れたかったJの故郷だったバギオにも行けずじまい。

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フィリピンも2009年以降まだ行けていない。
世界に帰りたい場所が増えるのは幸せなことで、その場所が自分をもっと強くする。
また会いたいと思える人がその地でがんばっているというだけで、そこを訪れる理由になる。

世界は今混乱の最中にあるけれど、私は今東京の片隅で一人このnoteを書いているけれど、みんなのことを想う時、私は幸せだ。

そういう人生の経験が、人生を輝かせる財産なんだと思う。

小梅

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