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資本主義世界がケチくなるのが許せない

単純に「美味しい」とか「お腹いっぱい」とか、そういうのが豊かだと思うわけです。

台湾に行って路上の露店で小吃(軽食)を注文する、出てくる食べ物の味もおいしいし、具の量も多くて、値段が安くて、「豊かだなあ」と思うわけです。

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例えば、コンビニの弁当って「便利」なのは圧倒的に正義だけど、「不味い」じゃないですか。いや、コンビニにしてはよくやってるっていう意味でみんな「セブンのお弁当美味しい」っていうけど、それはやっぱり露店や食事屋さんで食べる作り立ての定食に敵うはずもなく、やっぱり「不味い」わけです。「便利だなあ」と思うけど、その代わりに「豊かだなあ」を捨ててしまって、僕らは本当に幸せなのかって思うんです。

効率化して豊かになるのはその会社であって、消費者である僕らは貧しくなるばかりだよ。日本にいると茹でガエルみたいに気づかないけど、外に出ると「なんか騙されてねーか?」ってなる。目の前で焼いてくれて揚げてくれて、って日本では超高級な食事屋さんの特権みたいになってますけど、いや、それ外国では露店でやってますからね。そして作り立てがおいしいに決まってる。豊かだなって、私は思うんです。

儲けを出すには経費を削るのが手っ取り早い。原材料を下げよう。わかるけど。思考方法がそれしかないとしたら、先細りしかないよね。それって「ケチ」だなと思うし、魅力を感じない。ケチ臭くない商売で豊かな社会を作れるとええなあ。

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