[告知]タイポグラフィをめぐる書物の森

タイポグラフィをめぐる書物の森
2019年9月2日|月|―10月11日|金|
11:00–19:00
※土日祝 /休

Association Typographique Inter nationale(国際タイポグラフィ協会)が主催する
世界的なタイポグラフィのカンファレンス「ATypI(エータイプアイ)」。
初の日本開催を記念し、「ATypI 2019 TOKYO」サテライト展示として、
タイポグラフィと書物をテーマとした展示会を開催いたします。
「紙」と「文字・印刷・造本」をキーワードに、
グラフィックデザイナー・工藤強勝氏が独自の視点で選定した
タイポグラフィにまつわる国内外の書物を一堂に展示。
ウィリアム・モリス主宰の印刷工房「ケルムスコット・プレス」による
19世紀末の貴重書も展示いたします(特別協力:モリサワ)。

というような展示が開催される。
(自分の師匠に当たる人なので、ただの告知といえばそうなるが)

人の本棚を眺めるのは結構面白いと思っている(いい趣味ではないのかもしれない)が、業界で長年活動していた人の蔵書が見れる機会はあまり多くはないのではないだろうか。

著書の「デザイン解体新書」や「文字組デザイン講座」で手掛けたものを解説することが多く、また、長年教育活動をなされていることからもわかるように、単に感覚だけでなく理論的にデザインを構築していくタイプのデザイナーだ。

また、仕事をすすめる上で実践での試行錯誤のウラで、膨大な時間をかけてリサーチや裏付け確認などしているのを目の当たりにしてきただけに、先生の資料が量・質ともに他に見ないものになっていると思う。

著作など読んだことのある人もその一歩裏側が見れる機会となると思うので、是非ご覧になっていただきたい。




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