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プリキュア寸評 トロピカルージュプリキュア

というわけでプリキュア寸評。ネタバレは極力避けてまいります。よろしくお願いします。

今回はトロピカルージュプリキュア(トロプリ)から。2021年の作品。前の記事で、初めて見たプリキュアはデパプリ(2022年)と書いたけど、よくよく思い出したら、トロプリの1話はリアタイで見たかもしれない。カオスぶりについていけなくてすぐ見なくなってしまったのですよね。今ならそのカオスぶりこそがプリキュアの醍醐味って知ってる。まずはOPの訳分からんダンスをご覧あれ。聞けば聞くほど名曲なんだけど、当初はよさが分からなかったな。

主要キャラ全員ボケ。ツッコミを許さぬ強烈なボケ。ボケの限界にチャレンジする第33話は伝説の回。夏の強烈な日差しと、深く青い海を舞台にした物語は、夏をそのまま女の子にしたような主人公・まなつ(キュアサマー)と、人間にあこがれる人魚・ローラ(キュアラメール)との、出会いと惜別の物語であったりもする。はっちゃけたテンションでずっとやってきておいて、あの終盤の展開はずるいわ。思い出しただけで泣ける。プリキュア勢の声優さんが豪華ですな。さんごちゃん(キュアコーラル;声優・花守ゆみりさん)なんて、ときどきなでしこ(ゆるキャン)に聞こえてしかたない。

プリキュア初心者さんにもおすすめ。序盤数話、なんとか乗り切ってくれ。慣れれば必ずハマれるはずだ。どこまでも明るく楽しい、トロピカルな逸品。突き抜けたノリが大好き。

まなつ(キュアサマー)。ローラとのボケボケコンビ、最高です。

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