増えるページのよろこび

今月に入ってから夢日記を書き始め、ほぼ毎日一つ以上の夢を書き留めている。ノートに書いたページは徐々に増えてきていて、それを眺めるたびになんだか嬉しく、意味もなくペラペラと捲ってみたりしている。

夢日記を書くようになって、当初懸念していた変化は特にみられない。寝起きに夢を覚えていようと必死になるようにはなったが、メンタル・フィジカル共に特に変化はないように思う。大丈夫そうなのでこのまま続けてみることにする。

通常の日記はスマホで書いているので分量など気にしたことはなく、ページという概念もなかったのだが、夢日記を紙のノートに書くようになって、ページが増えていくことによろこびを感じるようになっていた。もしこれがもっと有益なアウトプットだったりしたら、なおさらよろこばしく感じるのではないだろうかと思ったりする。何も夢日記は無益だというわけではないが。

アウトプットがもっと上手になりたいと思っている。それは小説などの作品も含むが、メモやノートのような情報の断片でもきちんとアウトプットし整理することでさらなるアウトプットを生み出せるからだ。もちろんインプットもしっかりしなければならないし、インとアウトの循環があってこそより良いものが生まれるんだろうと思っている。でもまずは書くこと、それを習慣づけたい。

例えばだけど、ほぼ日手帳を毎日埋められる人を私は尊敬する。手帳術やノート術を駆使して様々なアウトプットをしている人を尊敬する。アプリや、それこそnoteにいろんなことを書き連ねられる人を私は尊敬する。私もそんな、中身のある人間になりたい。

中身のある人間になりたい。つまりアウトプットは中身がないとできない。ただがむしゃらに情報を飲み込むのではなく、きちんと噛み砕いて理解して、分類整理してストックできる人間になりたい。ああ、脳味噌にもっとストレージが欲しい。ここ数年で記憶力がガタ落ちしていて色々なことを覚えていられないんだ。いや、でも、覚えてられないから書くのか?

ともかく、私はもっと何かを書きたい。何かとは漠然としているが、書きたいと思ったことを書きたい。どんどん書いてページを増やして、その重なりを眺めて楽しみたい。

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