暇だと不安になる

双極性障害として鬱状態を何回も経験してきて思うのは、暇だと病むということだ。暇だと余計なことばかり考えてしまって負のループに陥る。

ここ最近、仕事が休業になったせいもあって時間に余裕がある。ゲームをしたり勉強をしたりして過ごしているが、油断すると暇になってしまう。暇は怖い。鬱になりかねないからだ。

今はある程度気力があるから、ゲームや勉強ができているけれど、もし気力がなくなってしまったら、何もできなくなって暇になってしまう。暇だけど気力がなくて何もできない。こうなるとヤバい。今は気力頼みで日々を過ごしているが、それもいつまで続くか分からない。そろりそろりと不安が近づいてきている。

もともとインドア気質なので家に居ることはあまり苦ではないのだけど、今このご時世の独特な閉塞感で少し気が滅入りつつある。大きな本屋や文房具屋に行って欲しいものを物色したいし、服やコスメなどウィンドウショッピングも楽しみたい。外食もしたいし、友達と遊びたい。ダメと言われるとやりたくなってしまうのが人間の性で、それができないことにストレスを感じている。どんな形であれストレスは双極に良くない。環境の変化だって良くない。そんな状態でちょっと敏感になっているので、暇になるのも怖いのだ。

コロナ鬱なんて言葉もちらほら見かけるほどだ。普通の人でさえ気が滅入るこの状態で、もともとメンタルの弱い私のような人間は影響を受けやすい。不安になる要素なんていくらでもある。それを考えないために、ゲームをしたり勉強したりしている。考えないように、考えないように。

早く事態が収束してほしいと祈るばかり。少しでも楽しく一日を過ごすために工夫をしないといけない。とにかく何かをしよう。できれば楽しくなれる何かを。暇にならないように。