自分で決めて、それを実行すること

先日机を片付けた際に「西の魔女が死んだ」が出てきたので読み返した。おばあちゃんが「自分で決めて、それをちゃんと実行することが大事」みたいなことを言ってたので、そうだよなぁと思いながら本を閉じた。

最近プログラミングなどの勉強をしている。エンジニアになりたいというでっかくてふわっとした目標があって、その下にそのためにやるべきことがつらつら並んでいる。それを端から少しずつ勉強している感じなのだけど、べつに特に必要に迫られているわけでもないし、やらなくったって誰にも怒られないのだけど、自分でやろうと決めてやっている。

最近は自分用Slackにtodoチャンネルを作り、そこに翌日やることを時系列で箇条書きにしてから寝るようにしている。起きたら何をして、昼までに何をして、いつ昼ご飯を食べ、その後どうするか。細かい時間は決めず、バッファを十分とってざっくりと決めている。そして翌日それに従って行動する。これがちょっとうまくいっている。

自分で決めて、決めたとおりに行動するというのは、達成すると少し満足感がある。私は前述のSlackに、その日の予定が完遂出来たら100点の絵文字、完遂できなくても何かチャレンジしていれば済の絵文字を付けるようにしている。子供の頃の音読カードを思い出す。できたら印をつける。その繰り返し。

自分で決めてそれを実行するなんてことは普通の社会人なら毎日きちんとできているのかもしれない。わかんない。私は普通の社会人ではないから。毎日家に居て、仕事らしい仕事もなく、ただ日々を消化していた私にとっては、自分で決めてその通りに行動することはいいリハビリになっていた。「自分の人生に責任を持つ」って結局こういうことなのかな、と思ったりもした。

まぁそんなことを言っておきながら、今日は昨日立てた計画を大幅に無視しているのだけど。計画を無視するのも今朝自分が決めたこと。自分で決めたとおりに動いているので問題ないのです。でも全くの無計画なのもなんだか気持ち悪くなってしまったので、午後は何やるか考えなおそうと思う。計画変更だ。

こうやって自尊心?自己肯定感?自信?自己コントロール感?をちょっとずつつけていくと良いよなぁと思っている。この歳になってそれをやるのは遅いのかもしれないけれど、遅すぎることはないと思う。これから先少しでも上手に生きていくために必要なものだと思うし。自分で自分をうまく操縦することはやっぱり必要な技術だと思う。

頂いたサポートは同人誌の制作、即売会等のイベントへの参加、執筆のための資料の購入などに充てさせていただきます。