「一九八四年」を読んで

先月末まで卒業旅行でフランスにいたのですが、帰国するなりみんなマスクを付けていて驚きました…!

みなさんティッシュとマスクは足りてますか(°_°)←足りない筆者

約3ヶ月かけてやっと『1984年』を読み終えたので、今回はこの本を皆さんにご紹介します!


読むきっかけ

以前『海辺のカフカ』『アルケミスト 夢を旅する少年』をこのブログにてご紹介しましたが、この2冊は私の通っている大学の先生が講義で学生に紹介していた本でした。

この本も、その先生が授業の予習として読んでほしい、と毎週紹介してくださったのですが、当時の私には読書をする気力がなく…笑

結果読了は卒業間際となってしまいました(°▽°)
先生、当時は単位をありがとう…!(点数はめちゃ低かった)


著者

この本は1949年に刊行され、タイトルである1984年は35年後にあたります。

未来なのに、なぜかはっきりと想像のつく世界観。著者の表現力がなければ伝わるものも伝わりません。オーウェルさんすごい…!

彼はスペイン内戦に参戦し、その後の第二次世界大戦時下を生き抜いた経験があり、そんな彼の生涯がこの小説にも刻まれているように感じます。

なんといっても、彼の独自の視点というか、考え方が物語に詰まっていて、とても深く考えさせられました。



解説

トマス・ピンチョンさんの解説で特に私が納得した部分。

…を紹介しようと思ったのですが、ちょうど友人にこの本を貸していて引用できず……

一度受け入れた不条理ってその中で過ごしてると麻痺して分からなくなるよね、みたいな。一歩引いた視点から見てみるとそれってすごいおかしなことに気付くよねって感じのこと言ってた気がする。

やばい、これじゃアウトプットの練習になってない泣

伝わらない方は、本の購入をご検討ください(°▽°)


余談ですが、この方の解説のなかで、ナチス政権の長、ヒトラーの名が出てくるのですが、この前観に行った映画『ジョジョラビット』が凄く良い作品で…!

気になる人は絶対観た方がいいです!笑


おわりに

今回ご紹介させていただいた本、もし既に読んだことのある方居ましたら感想お待ちしてます(^^)

卒業式が中止になっている同期が多くて悲しいけど、新たな門出は盛大にお祝いしてもらおうね!!!!!


最後に書評とAmazonさんのリンクを貼っておきます!



それでは、またお会いしましょう*°



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