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2019年7月の記事一覧
12月:四季果ツル月 wrote by @mt2_omochi
今年の目覚めは最悪だった。
「やい、化け物!
お前の命はオレたちが握った!
言うことを聞けぇ!」
「…………はあ?」
──冬を司る妖と
時ツ風学院に通うガキンチョ達が
師走の町を駆け巡る話。
■朔:冬を司る妖(冬の風「朔風」より)
冬を巡らせる任とは別に「四季納めの儀」を執り行う任を請け負っている。
□律:秋を司る妖(秋の風「律"リチ"の風」より)
■朋和(ともかず):時ツ風
11月:とある男の手記 wrote by @uki3y
気づいたら、そこにいた。
広場にあるその木を見上げていた。
「夢でね、おおきな木を見るの」
どこかから、もういない君の声が聞こえる。
もう二度と会うことのできない、君の声が……。
──これはもう一度生きることを
書くことを決めたとある作家の手記──
○キャラクター
・男。
作家。見た目年齢不詳で声も若め。(実際は40代以上のイメージ)
どちらかというと現実主義で、目に見えるものしか信じな
10月:逢魔が時に踊る影 wrote by @ChiiTaKap
夕暮れ時は危ないから、早く帰りなさい。
10月は神様もいなくなってしまう。
──何を古臭いことを、古いのは町だけでいい。
そう思っていた。
彼女に会うまでは──
傍らに狐を従える少女。
影と戦う姿は、
およそこの世のモノとは思えなかった。
──お腹減ったし、早く帰りたい──
百合子:巫女。時ツ風学園に通う女子高生。
銀之助:化け狐。巫女と町を守る御使い。
順平:百合子の同級生。時ツ風学
9月:月夜の思い出 wrote by @rilmiduki
さあおいで こっちへおいで
不思議な声に誘われて
子供たちがたどり着いたのは…
──寂しがりやな妖の月夜のいたずらのお話。
勇 (ゆう) 中学一年生
さっぱりとした性格であまり細かいことは気にしない。秋菜と同じクラス。
秋菜 (あきな) 中学一年生
しっかり物で面倒見がいい。幽霊とかは信じないタイプ。
透 (とおる) 中学二年生
男勝りな性格。怖いものが苦手という可愛い面も。蓮
8月:何も知らない夏に wrote by @AlionMalbelia
──犯罪者の息子が、同級生と夏祭りに行った話。
「ただ、こんな普通の子供でいたかった。」
*登場人物
・夢野 亜里咲 ユメノ アリサ 18歳
高校三年生の女子生徒。
底抜けに明るいことが取り柄。
頭脳明晰とは言い難いが達観した価値観と広い視野を持つ。
・ 黒沼 雅紀 クロヌマ マサキ 18歳
高校三年生の男子生徒。
左腕は義手だが、無駄に悪目立ちするのを避けるために骨折したと偽り、ギプ
7月:止まない雨に手を繋ぐ wrote by @onigirinigireee
○シチュエーション
駅前広場で行われたライブが終わった帰り道。
音弥の提案で繁華街と奥のシャッター街を散歩しながら帰ることに。
すると、シャッター街を歩いている途中で夕立が来て、近くの店の屋根の下で雨宿りすることに。
そこで思い出される、ふたりと未希との出会いの話。
雨原 音弥 → 音
篠田 未希 → 未
篠田 あかり → あ
音「あーあ、降られたな」
あ「そうですね」
音「夕立だ