行き先の探し方
いつもお読み頂きありがとうございます!
今日は、以前アップした「行き先の選び方」というnote(以下)の続きとして、「行き先の”探し方”」について書きたいと思います。
一応、私は旅行系のnoteの書き手と勝手に自負しています(異論は認めます笑)。その上で、旅行の記録だけではなく、旅行の術についてももっと書きたいなぁと思っていました。
そこで、私が旅行を計画する時、胸の高鳴る行き先(目的地)をどのように探しているのか整理したいと思います。
* * *
私は自転車旅行(国内)が好きなので、その前提で書きたいと思います。
*私の自転車旅行の記録はこちらにまとめています!
とはいいつつも、別に自転車に興味がない人にも十分面白く、有益な(はずな)ので、是非読んでください。お願いします!
地図から探す
私流ですが、ガイドブックではなく、まずは地図から入るのが鉄則です。
*ちなみにガイドブックという手段は定番過ぎるので、今回のnoteでは取り上げません。
これって結構おススメで、最初に地理的な位置関係を把握すると、効率的に色々な所を巡る計画が立てられます。
鉄道だろうが、車だろうが、バイクだろうが、もちろん自転車、バックパッカーはなおさらです。まずは地図を見ながら各見所がざっくりどこにあるかを掴むべきだと思います。
例えば、ガイドブックを見て「行きたい!」と思った場所をカーナビに入れて色々巡ってしまうと、位置関係を最後まで把握できないままなので、気が付かないうちに実はとても効率の悪いルートとなっている場合があります。
「行きたい!」と思っても、ポツンと遠くにある系の見所は場合によっては諦めることも必要です。地図を見ることでそれらがイメージとしてつかめる訳です。
しっかりスケジュールを組んだのに、思い通りに旅程が進まないことってあるかと思います。そういう場合、地理的位置関係が掴めていないことが理由であることが多い気がします。
さて、地図は圧倒的な情報量です。どんな市町村があって、どんな道で、どんな路線が伸びているのか、どんな地形なのか、街はどれくらいの大きさなのか等々、いつまでも読み終えることのない最高の本だと思います(地図好き)。
しかし、一方で地図には圧倒的に足りない情報もあります。観光情報です。地図を見ているだけではどこに立ち寄っていいのか目星が付けられません。。
そこで、私が愛読しているのは、ツーリングマップルです。すみません、ド定番ですが、やはりこれです。
バイクツーリング用の地図で、地図上にカキコミの様な形で観光情報が記載されています。バイクツーリング以外で使う分にも十分に有用です。
私のお気に入りポイントとしては、
・取り上げられている見所がマニアックで、発見がある
・全体を俯瞰することも、詳しく地形を読む取ることもできる丁度いい縮尺
・コンパクトなサイズとタフな装丁(旅行中、雑に扱っても問題なし)
という所でしょうか。
正直、観光情報はカキコミ状なので簡潔に書かれている程度です。気になる見所があれば、Webなり、ガイドブックでそこを詳しく調べるようにして、あくまで興味のきっかけとして読み込んでいくのが良いでしょう。
ムック本で探す
さて、地図を見ながら位置関係で行き先を探すのも良いものの、やはり自分の興味範囲(テーマ)で探したいということもあるかと思います。
自然、絶景、歴史、テーマパーク等々。その切り口は様々です。
一般的なガイドブックは、地域ごとに見所がカテゴライズされているので、テーマで見所をピックアップしたい場合、結構使いにくかったりします。
私はそういう時、旅行系のムック本を探します。というか、私は旅行系のムック本を結構ため込んでいます(これでも結構断捨離をした)。
ムック本って、妙に痒い所に手が届くニッチなテーマを一冊まるまる使って特集してくれる本だと私は認識しています。
例えば、全国の見るべき橋をまとめたこちらのムック本とか、
国道に焦点を当てたこちらのムック本とか、
土木系の巨大建造物を取り上げるこちらのムック本等。
うーん、マニアック!
仮に些細な見所であっても、これらムック本のようにテーマをもってまとめられていると、一連のストーリーの1ピースとしてキラキラとした場所に見えてきます。
よろしければ、今度本屋さんに行った時には自分の興味に合う旅行系のムック本を探してみてはいかがでしょうか。
Webで探す
あとは当然Webでも探します。
「地図で探す」の延長線で、Googleマップで位置関係確認したり、色々な旅行系のまとめサイトやら、自治体の観光サイト見たり、Wikipediaでも探します。その辺りは皆さんもやられているかと思います。
最近のお気に入りのサイトは「地図蔵」というサイトです。
サイト運営されている方の詳細はよく知らないのですが、いかにも地図が好きといった雰囲気の方で、とにかくいろんな切り口の地図をアップしてくれています。
私は文化財が大好きです。文化財って地味なものは地味なので、近くにあることに気が付かず、スルーしてしまう事態がよく起こります。
でも、この地図蔵を使えば、文化財の位置がプロットされた地図を見ることが出来るので、ローラー作戦的に抜け漏れなく行き先(文化財の場所)を探せます。
例えば、
・国宝・重要文化財
・重要伝統的建造物群保存地区
・史跡名勝記念物
このあたりをしっかりと押さえられれば、基本的に私は大満足です笑
他にもマニアックなテーマのスポットがプロットされた地図が見れます。
なんだかこのサイトで一日楽しめてしまいそうです笑
* * *
旅行で各見所を訪れる時、「ここに再び訪れることがあるだろうか」といつもしみじみ思います。半分以上の見所は一期一会となってしまう可能性が高いでしょう。
そう思うと、1つ1つの行き先を愛着を持ちながら選びたいし、抜け漏れなく見所を訪れたいと思ってしまうものです。
そして、訪れた場所で学んだことや記憶をしっかり記録にも残したくなるものです。
そんな流れがあって、私はnoteで旅行の記録を頑張って書いているんだなと再認識しました。
最後までお読み頂き、感謝です!
よろしければ「スキ」をお願いします。
それでは!
*カバー写真:きれいな満月(場所不定)【2013年】
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 他のnoteも是非読んでいただければ嬉しいです。