新型コロナウイルスはラヴォスが生み出した。(クロノトリガー的考察、二次創作フィクション)

ラヴォスはウイルスすらも生物として認識し、その遺伝子を取り込み、武器として使えるか研究していた。

世界を滅亡させる攻撃は大きなエネルギーが必要になるが、ウイルスを拡散させるだけなら小さなエネルギー済む。効率性を重視したラヴォスはウイルスの遺伝子操作をし始めた。

ラヴォスの計画は黒死病を生み出したところから始まった。ラヴォスは地上のあらゆる遺伝子(人間も)を集めていた為、人に致命傷となる遺伝情報を組み込んだウイルスを作る事は容易だった。

上記リンクには明記されてないが、恐らく黒死病の正体は、【免疫不全誘発ウイルス】であり、感染して免疫力が落ちた状態になると、あらゆる細菌に感染して死に至る。細菌を死滅させる抗生物質が開発されなければ全人類が死ぬ可能性すらあった黒死病であるが、ラヴォスはウイルスが武器になる可能性を本格的に見出し、あらゆる殺傷性あるウイルスを作った。スペイン風邪やインフルエンザ、ノロウイルス、SARS、MARS、新型コロナウイルス。まだ人間が発見してない未知のウイルスをいくつも生み出していた。

しかし、一つのウイルスで一気に全人類を殺す事はできなかった。感染者が死ねばウイルスを伝達する事もできないので、感染力は高くても殺傷力が低いものを作った。

新型コロナウイルスの正体は人類全体の余命を20年に収束していく仕組みになっていた。細胞分裂の早い子供は大人の何倍もの速度で感染と寛解を繰り返していく。高齢者が1年に一回感染するところを子供は10回感染する。感染してから寛解が早く、症状がでにくいのでPCR検査をスルーされすい。そして軽い症状なので抗体も作られない。だが何度も感染と回復を繰り返していく過程で、免疫機能の寿命が20年で終わってしまう。高齢者は分裂速度は遅いが既に免疫不全気味であり20年もあれば死んでしまう。

ラヴォスにとって残念ではあるが、ワクチンが開発されてしまう。とはいえラヴォスにとっては更に新たなウイルスを開発するだけだった。ラヴォスの寿命はとにかく長い。ラヴォスは気長にウイルス開発に取り組んた。

人類は数年後、新型コロナウイルスがラヴォスウイルスの変異株であると知ることになる。


ラヴォスの細胞研究から、新型コロナウイルスにあるDNA素因がラヴォス細胞と共通している事が判明する。

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