未来で古代の扉が設置されていた件(クロノトリガー考察)

ガッシュが『この世界に古代人がいますよー!助けてねー!』というメッセージをジール王国から来たタイムトラベラー救助者に知らせる為に、ゲート前に古代の扉を作って置いた。

と思ってたけど、扉はゲートとは関係なく各地のドーム内にあった。古代の扉はガッシュが設置したのではなく、未来人が海底に沈んでいる古代の文明を発掘し、研究、再現開発したのではないか。

ルッカはアリスドームの端末からプロメテドームにゲートが存在しているのを発見した。ガッシュがアリスドームのセキュリティを突破して自ら端末にゲートの情報をインプットしたのでないなら、未来人はゲートの研究もしていた事になる。


ロボは不法侵入者を抹殺する任務が与えられていたが起動停止してしまったところを、ルッカの修理により心を持つようになった。

ロボがいた部屋の直ぐ近くにゲートが存在する意味。ロボはプロメテドームを管轄するセキュリティロボ。プロメテドームは何をする場所でロボは何を大事に守っていたのか。

ゲート前にロボがいるという事はラヴォスが噴火する直前まで、ロボはゲートを守りつづけていたということ。

ラヴォスは噴出時、ラヴォスの足元にはマグマが見えた。かなりの深い地殻からあっという間に現れたとすれば、マグニチュードは10レベルの地震が起きてもおかしくない。各種の電力設備は緊急停止し、ゲート前の扉も電力が止まり、開かなくなる。

クロノ達がプロメテドームに来た頃、プロメテドーム内ではロボ以外のセキュリティロボはちゃんと動いていた。ロボは地震の衝撃で故障したとして、それ以外のセキュリティロボットらも壊れたとする。マザーブレインは新しいセキュリティロボットをプロメテドームに派遣したとして、ロボだけ処分しないでいた原因について、原作的な解釈をするならロボをスパイとして使う為。

未来人はゲートの研究を続けていた。人間が滅ぶと、マザーブレインがその研究を引き続いだ。クロノ達、またはガッシュがゲートから現れたのをキッカケとして、ゲートの研究を再開したのか?

ゲートがどんな役割を持つかも判らない段階から、ゲートを守らせるというのは不自然である。未来人もタイムトラベルの技術を開発したのであれば、歴史が変えられてしまわない様に、ゲートを見張らないといけない。その為にセキュリティロボが必要になったとしたなら、いつタイムトラベルの技術を開発し、ゲートはいつの時代に通じていたのだろうか?

ラヴォスが降臨した未来に行けたのであれば、ラヴォスに対する対策ができるだろう。しかし、ラヴォスで人間は滅んだ。

ガルディアの森と未来を繋ぐゲート(バンゴドーム)は、アリスドームと違ってセキュリティロボもいなければ、厳重な扉もない。現代と未来を繋ぐ道については、タイムトラベルされても構わないという事なのか? 

ゲートは1000年と2300年とを繋げている。その差は1300年。、もし1999年の未来人がラヴォスから逃げる為に1300年前の699年に避難していたとしたら。

文明が滅んだ世界から現代の世界に人が向かう事はマザーブレインは許可しているとしたら、プロメテドームのゲートを許可しないのはなぜだろうか? クロノ達は4人になってしまい最果てに行き着いたが、もし三人でプロメテドームのゲートに入ったら、マザーブレインにとって不都合な時代に転送されるという事だろう。

マザーの存在性が脅かされる時代にでも通じているのだろうか?

マザーブレインは陰ながら人類を抹殺していた。ならばゲートの先はマザーの理想の時代に繋がっていて人類絶滅世界なっていた。その事実を人類に隠したいが為ゲートをロボット達に守らせていたのかもしれない。

いつからマザーは人類絶滅世界を守っていたのか?

ラヴォスが降臨する前からプロメテドームの設備は整っていたから、ラヴォスが降臨するより前から人類絶滅世界行きのゲートは守られていたのかもしれない。当然、そのゲートは未来へと通じているのだから、マザーはラヴォスが噴火する事を予め知っていながら、人類にその事を隠していた。

各都市のビルがラヴォスで破壊されているのに、世界に点在するドームは形を成して残っている。ラヴォス噴出でのマグニチュード10に耐えられる構造の建築物を作るのは大きな予算が必要だし、何年もかかるだろう。マザーブレインは国ですら影から動かしていたのかもしれない。政治や経済にも関与して人間をコントロールしていた。

にもかかわらず、マザーはクロノ達に負けてしまう。まさが1300年もの昔の人間に負けるとは思わないだろう。油断していたのかもしれない。ロボのメモリが消えてていて、スパイとして機能しないのも誤算だったのか?  ロボのメンテナンスをしっかりしとけば、クロノ達に負ける事はなかったかもしれない。


あるいは誰かが、ロボのメモリ部分だけを消去した可能性

つまり、マザーの一歩先をゆく存在でマザーを敵対している存在がいた可能性である。

もしラヴォスにクロノが殺されなかった場合、あるいはクロノを生き返らせない場合、クロノトリガーは使われずに余る。もしマザーの思惑通りにロボがスパイとしてメンバーを裏切ったなら、ルッカはショックを受けクロノトリガーを使って、ロボと出会う前の時間に行き、ロボのメモリを消去する事はあるかもしれない。