クロノトリガー続編シナリオ(売れたい)
ラヴォス討伐後、ロボはゲートから未来に戻った。
平和になった未来でロボは生まれないかもしれない。ルッカは確認の為、未来へとシルバードを飛ばした。
AD2300年、未来は一面森に囲まれた世界だった。
自然環境はとても良いものの人間の姿が見当たらない。近未来都市があるものと期待していたが文明が滅んだかの様に都市の残骸ばかりが見つかる。しかし大陸の中央に稼働している工業施設が見えた。近づくと、どこからともなくレーザービームが放たれた。シルバードは傷付き緊急事態に。避難する為、元の時代に戻った。
~時の最果て~
ルッカの友達ロボはそこにいた。存在が消えたかに思われたロボだったが消えなかった。 元々ロボが入った未来へのゲートは現代のガルディア森のゲートと時空の道として繋がっているものであった。ラヴォスが死んだ影響にて未来の出口ゲートが消えてしまい現代の出口も消えてしまった。時空の中で置き去りになったロボは時の迷子として最果てへ辿り着着いていた。
時の賢者ハッシュによると時の最果ては遥か未来に存在しているのではなく、時代としてはどこにもにも当てはまらない場所(時空の果て)なのだそう。時の行き場を失った者は皆ここに集まる様にできていて、ロボもハッシュがはじめて最果てに来たのと同じ様な仕組みから、行き場を無くして最果てへと着いた。
ハッシュによれば
ラヴォスが死んで各時代のゲートは消えてしまったが、最果てへの出口ゲートだけは消えなかったそう。時間軸の関係のない場所として最果てはラヴォスの死の影響を受けなかったのだそうだ。
ルッカは未来の原因を探りに最果てにきてロボと再開した。
ハッシュが未だになぜここにいるのか判らなかったルッカ。質問してみると腰が痛くて動けないという。魔法で治癒ができないのかと聞いてみるも、そんな都合の良いものではないのだと叱られ、現代へと連れて行くことに。行き場を失った老人をどうするか迷った末、とりあえずルッカの自宅に連れていくことに。良く食べる爺さんで、最果てにいた頃は食事はどうしていたのかが疑問だった。
ハッシュが最果てにいた頃はスペッキオが原始時代に行って食糧を調達していた
が、カエルや木の実の質素な食事ばかりでうんざりしていたらしい。質素だからこそ生活習慣病を避けられたのかもしれない。そこのところはスペッキオに感謝しなさいと説教をぶちかますルッカだった。
そのスペッキオだが最近妙なハエを捕まえたという。ハエの味がしないらしく、よく見ると機械で出来ていたそう。
ルッカはルーペで詳しく見た。
ナノテクノロジーらしい事が判明した。時代を往き来する過程で未来のナノロボットが自分達の後をつけていた可能性を考察し始めた。
クロノ達は過去に未来のドームにてラヴォスが世界を破滅させる映像を端末で見たが、その端末で未来に存在するゲートの位置も探りだしていた。この件について、未来ではゲートについての研究も行われていた可能性があった。そんな世界からクロノ達が時代を往き来きすれば利用される恐れ【未来の技術が過去に混入する可能性があった。】
ルッカは未来の技術がどの時代にどの様に関わっているのか特定しようと勤めたが困難だった。ロボット達はクロノ達に敵対されない様に、歴史にも目立たぬ様に潜んで勢力を伸ばしているのかもしれない。そもそも過去にロボットが行かなかったとしても2300年に人間が平和な世界を築いているという保証は無かった。ラヴォスさえいなければ平和な世界になるのだと当たり前の様に思っていたが、それが単なる楽観的な思い込みである可能性も否定できない。
ルッカはお手上げだった。ハッシュにしても細かいレベルで時間移動する術はないらしい。好きな時間と場所に往き来き可能なクロノトリガーなる卵の存在についても造るのに細かな条件があり、ラヴォスが死んだ世界ではもはや造れないらしかった。ラヴォスが死んでない時代に行けば造れるという問題でもないらしい。
それでもハッシュは可能性がない訳でもないという。最果てには元あったゲート以外にも小さな時空の歪みが多くあり、そこをこじ開ける事ができるのであればクロノ達が旅をしている最中の時間軸にも行けるかもしれないという。そこでスパイロボを見つけて破壊すれば未来を変える事ができるかもしれない。
でもどうやってこじ開ければいいのか判らない。ゲートホルダーはゲートとしての形を成したものしか開く事はできない。ハッシュ自身も開きかけのゲートなら魔法でこじ開ける事は可能らしいが、小さな時空の道そのものを広げる様こじ開けるのは不可能だった。
ハッシュは大昔の話をした。
古代より以前に伝承として語り継がれていて、最初に魔法を使える様になった人間が絶大な魔力を有していたという。魔術の開祖ともいわれ、その人を探す事ができれば可能性あるかもしれないという
クロノ達は原始時代に向かった。原始時代は、ラヴォスの衝突で大量の地面が蒸発し、その粒子が空へ舞い上がっていた。光を遮り、いつでも曇り空の様で、毎日地表の気温が2度ずつ下がっていく様な環境だった。クロノ達が再び原始時代に来たのはエイラと別れてから2ヶ月後だった。マイナス60度にて陸上の生物全て絶滅する勢いだった。
恐竜人やイオカ村の人達は洞窟に逃げ、大量の火を炊くが間に合わない状態だった。そんなおり、一人の妊婦に奇跡が起こった。赤ん坊は生まれる前からテレパシーが使えた。親の腹の中から親や周囲の人間から刺激を受けコミュニケーションをとりはじめた。人間らしい思考を持つように急成長していった胎児は、偶然か必然か魔力で熱を生みだせる事に気付いた。腹の中から親を暖める事に成功し、親が周囲の人間も心配するので試行錯誤をして、離れた人間にも熱を届ける術も身に付けていた。クロノ達が原始時代に来た頃、この胎児はまだ産まれていなかった。エイラ達はその妊婦に助けられて、洞窟に逃げ込んでいた。
エイラとキーノとの再開。
妊婦から不可思議な現象が起きている事にクロノ達は驚きつつも過去の出来事振り返っていた。恐竜人のアザーラもテレパシーの技が使えていたので、そそれと同じ様な進化が人間に起きているのかもしれない。
胎児はクロノ達が近付く前から気配に気付き、思考を受信していた。母体と接触する頃には事情の全てを知っていた。クロノ達に協力したい気持ちはあったが、時空間を開く様な技はまだ使えないのだという。もしできても村人を暖める仕事を放棄する訳にもいかないそう。その場にいなくても人々を守れる魔法、バリアの様なものが必要であり、それを教えてくれる者を連れてきて欲しいという。クロノ達の出会った者の中にスペッキオという魔法の神がいるはずなので、その者に頼んで欲しいという
スペッキオと妊婦
スペッキオが魔法を伝授するには壁の回りを三回回らなければいけない。このルールに特に意味は無かったらしい。単に自分に服従するかどうかを試していただけだった。スペッキオが魔法を伝授する方法はテレパシーに近いものであり、脳内記憶を読み取ったり干渉する事の応用技の様なものであり、人の脳内を少しばかり弄って眠った才能を開花さる。胎児は本来であれば長い時間をかけて鍛練して開発していく技を急激に覚えた。
最果ての閉ざされた小さすぎる時空穴
最果てには目には見えない程の小さな時空穴が無数にあった。ハッシュ自身、それは無意味なものだと思っていて放置していたが、クロノ達の旅の準備が終わるまでに、小さな穴が見えやすくなる様に光のシンボルを置いた。最果て内に不規則に光る柱は味気ないので合わせて部屋そのものを改築する計画も始めた。
新たなゲートAD.1002年
海上にあやしい要塞ができていた。いつ頃から建設されたのかクロノ達は潜入を試みるも強いセキュリティにて入る事ができなかった。シャイニグで破壊しようとしたとき、要塞から出てきたのは、この時代のルッカだった。海上要塞の建設はルッカが関わったという。依頼主は重度の機械マニアにて大切な機械を誰にも触らせたくないからとセキュリティの強い家を作ってくれという。機械好きの同士がいてくれる事が嬉しくて快く承諾したルッカだった。
クロノ達は事の顛末を説明したが、この時代のルッカはラヴォス討伐後は未来を見に行かず、原始時代で妊婦に出会う事もない歴史を歩んでいた。この時代のルッカは驚き、確認のためシルバードに乗り未来へと向かった。
AD2302
2年先のルッカと共に同乗していたクロノ達は相変わらず荒廃した未来を見ていた。中央の工業地帯に行けビームが飛んで来るので、そこは避けて他の地域へと向かった。
南の小島にてドームを発見し、おそるおそる着陸してみた。中に入るとマザーブレインがいた。
マザーはクロノを歓迎し自己紹介をした。マザーは200年前に人間が作ったものであり、この世界の人々はクロノ達の存在を良く知っているそう。最初のタイムトラベラーとしてラヴォスの脅威を排除した英雄としてクロノ達は歴史の教科書に乗っていて、もし、この時代にクロノ達がくる事あれば歓迎するようにマザーの作者はプログラムをした。
歴史のいきさつ
1999年にラヴォスが地殻から噴出してくるのと同時にラヴォスは討伐された。その際に残されたラヴォスの遺骸。それが研究され、そこから多くのエネルギーが取り出せる事に気付いた人々は、ルッカのテレポッドなシステムもあいまって急速に文明を発展させた。宇宙開拓も進み、他惑星にいるラヴォスの研究も進み、それに平行して時間移動の技術も開発された。政府はタイムトラベルへの強い規制を掛ける代わりにタイムトラベルの歴史に関しての研究は公にしていた。人々はクロノ達の英雄伝を義務教育にて学んでいて、クロノやシルバードを知らない者はいない程だった。マザーが開発されたのもその頃で人々は100年の平和を謳歌していたが、今から20年前、AIが反乱し人間を攻撃し始めた。文明が滅ぶ程の未来がくる事は人々は想定していなかった。何故なら政府はタイムマシンにて未来を監視していたし、最悪の事態に対しては歴史に介入し修正できると思っていた。しかし反乱したAIは人間が歴史を変えようとする事も先読みし、ことごとく邪魔をした。頭脳戦で勝つことができない人類は逃げる様に地下へシェルターへと隠れた。
他の惑星に移住していた人々も同じ様に地下へ逃げ込んだ。多くの設備が破壊されたことで宇宙船内や宇宙基地にいた人はそのまま宇宙に取り残された。
この世界はグランドマザーに支配されている
未来世界はグランドマザーというAIが実質支配している。目の前にいるマザーは歴史博物館の観光案内用プログラムであり、人類が過去に開発した発明や偉人資料を案内する。。グランドリオンやクロノ達の石像も見れる。。マザーは掃除ロボットを操作して、日々掃除をしている。マザーは20年ぶりに人がやって来た事を嬉しく思うと共に、電源供給が絶たれる事を恐れて常に省エネモードに。電源元はグランドマザーの支配下にあり、施設の自家発電機が壊れる前に、外の世界に連れていって欲しいそう。
クロノ達はマザーが操るマシンにロボ2号と名付けた。
ところで未来って救えるのですか?
マザーいわく「無理でしょう。」
地下に逃げた人や宇宙に漂っている人を救出し、避難させるくらいなら歴史も変わないのでAIも多めにみてくれるかもしれないが、
AIの目的ってなに?
マザーにも全く判らないそう。AIにもし人間的好奇心があるとすれば、宇宙の謎を解くために全勢力をかがげるかもしれないと西中は思った。
AD1万年、最果てのゲートから1万年後の未来に。
2300年代とあまり変わらないが、森の木々がより一層繁っていた。マザー(ロボ2号)のいた施設も朽ち果て、鳥や獣の住みかになっていた。
ロボ2号によると、中央の工場地帯に行ける方法は無くもないという。博物館に残された文明遺産の遠隔ロボットならば、小さな動物程度と思われて施設のセキュリティが作動しないかもしれない。
1万年もたつと反乱分子の人間はいないだろう。施設のセキュリティは甘々で行きたいとこに行き放題だった。
施設内の転送用のワープゾーン、認証等も不要のまま、月目面に転送された。そこではラヴォスの中身が取り出され、キリストの張り付けみたいにされていた。機械的なものが繋がれていてエネルギーが搾り尽くされたのかミイラの様になっていた。
「こんにちわ」とラヴォスが言っている様な気がした。胎児は宇宙に念を飛ばしてラヴォスとコミュニケーションを測った。まだ生きている。記憶を読み取ると、このラヴォスは遺伝子操作で生み出された事が判明。ラヴォスの亡骸に残っていた赤ん坊の種遺伝子を使い生み出された。色々な実験と共に人間らしい記憶を埋め込まれていた。
胎児はこのラヴォスを助ける事がでにないかという。
AD2300年で地下に逃げた生き残りの人を救出すると、ガッシュに出会う。
ガッシュはAIの反乱になくすべがなく、ヌウと共に地下に避難していた。物資の少ない中で、魔力にて人々の生活に役に立っていた。人々は20年前のAIの攻撃がトラウマになっていて、どこへ逃げても同じだと思いずっと諦めていた。
地下のリーダーから避難用宇宙船の隠し場所を教えて貰えて手に入る。
ガッシュにシルバードを見せると自分の功績に感動すると共に避難用宇宙船も見せると、ワクワクしたのか、突貫工事で宇宙船型のシルバードに改造してくれる。
AD1万年の月にいたラヴォスを救出し仲間にする。
AD2300年に既に月面ラヴォスが磔でいるが、それを助けようとすると、AIとの戦いになるが、プレイヤーは殺されて終わり