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戦争アクション小説『陸軍中野学校忍者部隊秘録』シリーズ2冊をKindleで刊行!

 菅谷 充の戦記アクション小説『陸軍中野学校忍者部隊秘録』シリーズ全2巻をAmazon KDP (Kindle Direct Publishing)で公開しました。

『マッカーサー暗殺特務指令: 陸軍中野学校忍者部隊秘録〈1〉』
https://amzn.to/3kFYbJg

『超・空の要塞マリアナ大爆撃:陸軍中野学校忍者部隊秘録〈2〉』
https://amzn.to/3EXDCjk

 いずれも1998年にコスミックインターナショナルから出ていた「コスモノベル」から刊行された作品で、改稿のうえ、改題したものです。

 多数の歴史改変型架空戦記小説を書いていますが、この2冊は、アメリカ・イギリス映画界の共同制作による戦争アクション映画『特攻大作戦』を意識した、軽快で痛快な戦争アクション小説です。あ、『忍者部隊月光』(吉田竜夫氏原作の戦争アクションドラマ)あたりの影響もあるかもしれません。

 軽快なアクション小説ですが、中野学校や戦況に関しては、大半が事実に即しています。そこに、戦後史まで含む日本史を動かす陰謀に関わる忍者部隊の活躍を描いた作品です。

 もう少し裏事情を紹介すると、刊行スケジュールに予定されていた作家さんが、何らかの事情で原稿が間に合いそうになくなり、ピンチヒッターとして書いたものです。「こんな事情なので10日で書けませんか?」と訊かれ、自分も速書きにチャレンジしてみたいと思って引き受けてみました。

 けっこう無茶な注文でしたが、「内容は、おまかせします」とのことだったので、これが引き受ける決定打になりました。

 急いで書いた作品ですが、面白がってくれた読者もいたようで、続編も依頼されることになりました。ただし、その後は、版元の経営状態なども関係して、続編の執筆はなくなりました。

 こんなプログラムピクチャーみたいな〈寝ころんで読める軽快な小説〉を、今後も書いてみたいと思っています。もちろん、戦争ものに限らずです。

 それから、ただいま「いかにして文章を速く書くか」という「速書術の本」を執筆中です。小説家ではなく、ライターになりたい人を対象にした本になる予定です。しばし、お待ちください。


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