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感情プロット制作のすゝめ

この記事を、1Pマンガの描き方が分からなくて悩んでいた1年前の自分に捧ぐ。

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昨日Twitterに「水曜日の佐渡島リニューアルの裏で、リニューアルされたミヨシの働き」というマンガをアップしました。

このマンガを描く中で、1Pマンガをどんな風に描けばよいかが自分なりに少し分かった気がしたので振り返ろうと思います。

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マンガを描くときに、僕が意識していたことは「①1Pの中で感情の変化を1つ考える。②感情プロットを描く。」です。

①1Pの中で感情の変化を1つ考える。

まず、その1Pマンガで伝えたい感情を決めます。上記のマンガで言うと、最近の生配信の時って裏方としてやること意外とあるよなっていう「あせり」の感情を伝えたいなと思いました。

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次に、変化前の感情を決めます。「あせり」に対して、過去の生配信は見てるだけで何もしなくて良かったなということで、「余裕」という感情を入れることにしました。

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②感情プロットを描く。

感情の変化について考えられたので、ネームを描くまえに感情プロット(感情ネーム)を描きます。

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どのあたりに「余裕」と「あせり」の感情を持ってきて、その感情にさせる出来事を持ってくるかというのを描いています。

次に、この感情プロット(感情ネーム)をもとにして、ネームや下書きを描きます。

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最後は、ペン入れなどして完成という感じです。

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このやり方で1Pマンガを考えるようになってから、面白いと言ってもらえることが増えたので、前よりも伝わるマンガになっているのかなと思えています。

いろんなマンガの作り方があると思いますが、1Pマンガの描き方が分からなくて悩んでいた1年前の自分に役に立つ内容になってたら嬉しいです。


----- キリトリ ------


最後まで読んでくれてありがとうございます。

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