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上手に話を聞けたら勝ちじゃない?

先日、人の悩み相談の場に出くわすことがあった。

その時は1人の話を3人で聞いていて、主には1人が話を進めていったわけだが、カウンセリングで学んだ「カウンセリングとコンサルティングの違い」をまじまじと感じることが多かった。

例えば、「自分はそれでも、前よりは自分の気持ちを出すことができたと思うんです。」という発言があった時。
「でもそれって、その時周りの気持ちは考えた?」という返し方になっていた。
これはコンサルティング的な返し方なのだと思う。話を聞いていく中で、相談者の問題は何か、解決するために今後どうしたらいいのか、を考えながら聞き、それに導くような返し方をする。
私はカウンセリングを学んできた分、カウンセリングの思考になりがちなので、この時私なら、まずは「前よりも自分の気持ちを出すことができた」という相談者にとってポジティブな事実を受け止めていたと思う。
まずは相談者の抱える気持ちを受け止め、吐き出してもらった上で、相談者が次にどうするかを考えてもらい、それをさらに受け止めるという話の進め方になるのだと思う。

もちろん、良し悪しはある。
カウンセリングを学んだ身としては、相手が何を求めているかを考えて、それに合った聞き方ができるようになりたいと思う。


番外編だが、男女の思考の違いという話も出た。
私も以前、とある男性に仕事の悩みを相談した時に、いつのまに相手の話にすり替えられ、相手がこうだから、そうじゃない私がいけない、私もこうするべき、という流れになっていたことがある。
全然気持ちが受け止められた感じがしないし、なんなら相手の話を持ち出され、そうじゃない自分を当時大事な存在であった相手に否定されたような気持ちになったし、今その話してたっけ?となり全くすっきりしなかった。

こればっかりは人間の構造的に諦めるしかないのかな…という気持ちも持ちつつ、男女問わず、カウンセリング的な話の聞き方は学んでおいて損はないと思うよ、とここに記しておきたい。


今月の冒険④
写真を見返すと全然冒険をしていなくて悔しいのだが、強いて言えば、ラブトランジットのえりちゃんがフリマをした時に会いに行ったということかな。
この夏はバチェラーやら虹プロやら、楽しみなコンテンツがいっぱいだね!


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