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㊗️J1昇格!より高みを目指して

2022年10月8日 アルビレックス新潟のJ1昇格が決定しました~!!

引き分け以上で昇格が決まる状況でしたが、組織で守り、ボールを握り、相手の堅い守備を崩し、リードしてても最後まで攻め続けて、そして勝って昇格を決める。そんな「新潟らしさ」が前面に出た試合内容で、J1昇格を決めました。

まだ残り2試合ありますが、ひとまず、選手・スタッフの皆さん、ありがとう。

J2への降格が決まった2017年シーズンの最終戦、この年は開幕から11試合勝なしで苦しい状況が続きました。残り5試合でようやく調子が上がり4勝1分けの成績をあげるも、残り2試合を残して降格が決定。

この年は首都圏とはいいつつ千葉の便が悪い奥地に住んでいたので、あまり現地には行けていませんでしたが、いてもたってもいられず、最終節をビッグスワンに見に行きました。その際、スタジアムで地方ローカルにインタビューされ、「J2に落ちてもどんなに苦しくても応援し続けます。来シーズンにつながる試合をしてほしいです。」といったようなことを答えたのを覚えています。(ちゃんと使われた)

この5年間、なかなか勝てない時期、過密やけが人で満身創痍な時期、ピッチ外での問題など選手やチームにとって、本当に苦しいときがあったと思います。監督がシーズン中に変わることもあり、なかなかスタイルを確立できず、いわゆる迷走の時期もありました。そのときの選手の苦しさは、正直計り知れなくて、サポーターもただただ応援するしかできない、歯がゆい状況がたくさんありました。

また、チームの核となる選手がJ1のチームへの移籍が決まった時は、本当に悲しくて、J2にいる限りは仕方ないと自分を納得させようとしても難しいときもありました。

そんな中、2020年からチームのスタイルを変革し、(堅守速攻からポゼッションスタイルへ)、試行錯誤を繰り返しながら少しずつそのスタイルを確立していき、「これが新潟だ」とサポーターながら自信を持てるようになりました。

前回の2003年の昇格時は、怖いもの知らずというか、J1でやれるだけやってみよう!みたいな、勢いのあった昇格だったと勝手に思ってます。

しかし今回は、前述の通りスタイルを確立し、”新潟らしさ”と”自信”を得て挑む昇格だと思います。J1のレベルは降格前と比較しても格段と上がり、パススピードも速く、個も強い。J2では相手の質に助けられてたピンチでゴールを決められたり、今までは通っていた縦パスをカットされたりと、スタイルを貫いて勝つのは簡単ではないでしょう。

それでも、この数年間で得たスタイルをよりブラッシュアップして、より上の景色を見せてほしい、見たいと思うし、今のアルビならそれができると信じています。

正直まだJ1昇格が決まった実感が全然ないですが、きっとそれも、ここからがスタートだ、まだまだ高みを目指すんだという選手とチームの意識があり、J1昇格がゴールではないという思いが伝播しているからだと思います。

今回の昇格により放映されたサポーターさんのインタビューで、「何度かサポーターをやめようと思ったが応援し続けてよかった」と言っていた方がいました。私はいくらカテゴリーが下がろうが、辛い時期が続こうが、クラブが上を目指し、選手が闘う意志を見せ続ける限り、サポーターをやめることはないと思います。

2020年の最終戦セレモニーでゴメスが言った「応援してくださいではなく、応援されるような、見ていて応援したくなるようなチーム」。今年は本当にそんなチームです。

今シーズンは残り2試合ですが、次の目標である優勝を目指して、私も精いっぱい声を出して一緒に戦いたいと思います。

ゴメスにシャーレを。より攻撃的に。


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