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JFL第22節 ソニー仙台戦 プレビュー

9月も終盤になりました。この前まで夏だと思っていたら、もう羽織るものが欲しい季節。用事でたまたま東北に行ったのですが、朝晩は15℃くらい。すっかり秋ですね。

みじかい夏は終わっただよ

今シーズンのホームゲームも残り4試合となりました。次節までが西が丘、残りの3試合は武蔵野陸上競技場に戻ります。そういえば今年のムサリクは、ちょうどラグビーW杯の練習場として使用されているそうです。芝が心配。

   そしてJ参入の目標となる平均観客数2000人(15試合なので、年間入場者数30000人)達成まで残り16116人とアナウンスがありました。西が丘もムサリクも収容数が5000人程度なので、正直達成は非常に難しいところです。ムサリクの歴代最高入場記録が3000人超えていないですからね…
   Jリーグライセンスの申請結果発表も例年9月終わりですので、そろそろですね。スタジアムを見る限り昨年から改修が進んだのは得点表示が大きくなったことくらいに思えますが、スタジアム要件は満たされたのでしょうか。ここも不安要素です。

ソニーと相性のいい石原。

   今節も上位対決、3位のソニー仙台との対戦です。ソニー仙台はここまで10勝5敗6分の勝点35。武蔵野とは勝点差1なので、武蔵野が勝つと順位がひっくり返ります。得点数40はHondaFCに次ぐ2位。4月のアウェイ戦で2−1で敗北しているので、ホームでリベンジを果たしたいところ。


   ここ数年のソニー仙台戦を振り返ってみると、石原幸治の活躍が目立ちます。昨年はアウェイ戦が石原のハットトリックで2-3の逆転勝利。ホーム戦でも石原が4得点の大暴れで終わってみれば7-3。2試合で10得点、うち石原が7点という荒稼ぎでした。石原は2017年も2戦とも得点を決めており、これまで通算9試合9得点と圧倒的な成績。ソニーキラーと言って良いでしょう。4月はまだ石原が本調子ではなかっただけに土曜日は注目です。

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ソニー仙台はシーズン途中に監督交代。

   対するソニー仙台は本多進司監督が7月末に退任、中断期間終了後の8月からは中村元(なかむらげん)コーチが監督に就任しました。新監督はJFLではおなじみの名前ですね。JFL歴代2位の376試合出場。ソニーでは3シーズンプレーしました。
   企業チームで監督がシーズン途中で交代するケースは珍しいですね。昨年は開幕から6戦勝ちなしも尻上がりに調子を上げ4位でフィニッシュ。今年は4バックに布陣変更し退任時点で8勝5分4敗の3位も、6〜7月にリーグ戦4戦勝ちなし。天皇杯予選では4年ぶりの敗退。「一身上の都合」での退任なので理由はわかりませんが…
   監督交代後は4戦2勝2敗。監督交代後、GK古川、DF田中、DF/FWの三浦らが控えに回るなどスタメン布陣を変更(中断明けなので負傷離脱での変更の可能性もあり)。ここまで12得点と好調な内野裕太も監督交代以降全て途中出場になっています。
監督交代後の4試合の基本布陣は以下の通り。本多監督から引き続き4バックが基調のようです。
GK佐川、DF荻原、平田、吉田、石上、MF吉森、菅井、杉田は固定。前線は鈴木、藤原、丹代、山崎、三浦らを日替わり起用しています。土曜日もほぼ同様の布陣が予想されますが、石上輝が累積警告で出場停止。昨年二桁得点の藤原元輝、鈴木翔大はここまでそれぞれ5、3得点に留まっていますが、得点者が特定の選手に固まっておらず、誰が出てきても得点を取れるので注意。この4試合で、6選手が得点しています。

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   上記の通り、ソニーの攻撃陣は強力なので、崩れると大量失点になりかねません。複数失点の試合が多い守備陣は要注意。池田の復帰具合・高と小松崎の起用法が気になるところです。

課題はひとつひとつ超えていこう。

武蔵野は現在5位。冒頭に述べたようにJ3への参入条件のうちライセンスや観客動員数は厳しい状況ですが、成績条件の4位以内については十分にクリアできる位置につけています。最終的な結果は分かりませんが、「ライセンスも観客動員数も順位も条件未達」と、「順位は条件達成、あとはライセンスと観客動員数」では印象がだいぶ違ってきます。総てが揃うのが理想ですが、得てしてうまくはいかぬもの。まずはソニー戦に勝利し、チーム名変更後最高となる4位以内を目指しましょう。

JFL 第22節
武蔵野シティーソニー仙台FC
9月21日(土) 18:00KO@味の素フィールド西が丘

#JFL #ソニー仙台 #武蔵野シティ #サッカー #コミュサカ #SONY

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