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自分たちの楽曲をカラオケ配信した方法とその結果何が起こったか

私"サムタイム時々"という変な名前のバンドを田舎の方でやっていまして、もちろん大して知名度もないバンドで、活動初めて5年になります。

その5年間で2曲だけ、我々の曲を、カラオケJOYSOUNDで歌えるようにしました。カラオケで歌えるようになった!ではなく、歌えるようにした、というのがポイントです。最近では多くの人が知るようになっていますが、特定のカラオケメーカーになら、自分の曲を配信することが非常に簡単にできます。今日は、我々のバンドがどのようにしてそれを実現して、結果としてどのようなことが起こったか、という記録をここに記します。最初にカラオケに配信したのは2017年11月なので、記憶を呼び起こしながら・・・
私たちがカラオケ配信を始めたことを呟いた記念すべきツイートがこちら。


JOYSOUD

私は他のカラオケメーカのことは調べていません。JOYSOUNDのことを書きます。JOYSOUNDには、"うたスキ ミュージックポスト"というサービスがあります。

このサービスももう私が知らない進化を遂げているような気がしますが・・・基本的には、楽曲+動画を自分でアップロードすることで、特定のJOYSOUND機種で自分の楽曲が歌えるようになる、というサービスです。しかも無料で。私たちが実施したのも最終的にはこれを利用する方法です。
しかしこのサービス、無料なのでその時点でめちゃくちゃすげ〜んですけど、副業ミュージシャンとしてあまり時間とお金をかけずに永続的なカラオケ配信をしたいと願っていた(わがまま!)私にとっては惜しいサービスなのです。2点、考えねばならないことが出てきました。

・配信期間が180日

そう、配信期間が定められているのです。サービス自体が無料なので欠点と言ってはいけないんですが、できることならずっと自分たちの曲はそこに存在してほしい・・と誰だって願うでしょう。

・動画を自分で用意する必要がある

当時の我々にとって、これはなかなかハードルが高かったです。今なら・・・なんか適当に作っちゃえ、なんて思いますが、手間をかけたくなかった。それになんか、カラオケならではのよくわかんない男女の映像みたいなのが流れた方がウケるなーって思ってたんです。(歌ってる時妙にB級な映像が流れてそれにツッコミ入れるのって今のめっちゃ若い人たちにもわかるのかな・・・?)しかも、当時は、カラオケがカラオケたるテロップ+それが歌に合わせて色が変わる、という部分も自前の動画に含める必要があったのです。(現在はアップローダみたいなアプリケーションでそれもできる風に見える)

Frekulというサービス

結果的に、我々がとった方法はこちらです。Frekulというサービスがあります。

このサービス、めちゃくちゃ面白いです。アーティスト活動全般を応援するためのサービスで、楽曲を各種ストーミングサービスに配信できたり、オーディションが行われたり、情報交換会が行われたり、SHOWROOMと提携していたり。しかも、そのほとんどのことが無料でできます。
その中に、カラオケ配信サービスがあります。こちらは有料になっていますが、うたスキミュージックポストでネックになっていた部分を払拭してくれる内容でした。

今はプランの種類が変わっていますし印税を受け取ることもできるようになっていますが、当時はプランが3種類で、印税を受け取るプランはありませんでした。ともあれ、私がカラオケに自分たちの楽曲を配信したかった大きな理由は"ただカラオケに入ってる様子をみて楽しみたい!"というのが大きかったのと、"カラオケに入ってるとすごそうなバンドに見えるかも知れない"という浅はかで低俗な理由でしたので、印税なぞ必要ありませんでした。(そもそも印税が受け取れるほど歌われるような公算があるわけがありませんでした。)
結局ここで、1曲確か当時は12800円で、 Frekul側で動画(そこそこ目的に沿った、なんだかよくわからない動画)を作ってくれて、テロップもつけてくれて、しかも、期間は無期限。(正確にいうと、最終的にはうたスキミュージックポストを使っているので、うたスキミュージックポストのサイト上はまるで配信期間があるように見えるのですが、おそらくFrekul側で、自動延長をしてくれます。我々の楽曲は3年間、ずっとジョイサウンドに存在しています。)

そして我々のバンドに起こったこと

我々のバンドでギターを弾いてる、巧という奴がいるんですけど。

右から2番目で、パンティかぶってる奴なんですけどね。彼、元々私(ボーカル)のことを半分馬鹿にしながら(半分は敬意がこもっている)よく私の物真似をするんですよ。

カラオケで楽曲を配信した結果、彼の、私の物真似のバリエーションが増えました。

私は私でそれを楽しんで、自分の物真似をする巧と、自分たちのバンドの曲を、カラオケでデュエットしたりするようになりました。

カラオケ配信をした結果、我々に起こった出来事は、主にこれだけです。

なんて書きましたが、・・・本当に我々の楽曲を好きで歌ってくれてる人たちもいます。これは、本当にまじで心底嬉しいですよ。カラオケ配信、おすすめです。

"シャルロッテの胃袋"そして"傲慢"の2曲が、カラオケで歌えます。気が向いたら聴いてやってください。

おわり

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