ただ個人的に動向を注視したいアーティストを並べるだけ


卒論はなかなか書き進まらないのに、こういった文章はバーっと書き進められるあたり、無自覚のうちに卒論に対して何かしらのストレスを感じていると思わざるを得ない。大学で朝から晩まで英語の論文を読んで、もう英文読みたくねえ!となるのに、帰りの電車では気になる海外バンドの情報を得るために英語のインタビュー記事を読み漁る生活をしているので、おそらく自分は馬鹿なんだと思う。それに、現実逃避願望からか突発的に手が動いて、今年個人的に動向を注視していきたいアーティストをただ列挙する文章を書いてしまっている。卒論終わってないのに。

という長い前置きは放っておいて、ここではトゥイッター界でぼちぼち話題になってきているアーティストを中心に挙げていってます。個人的な偏見と趣味趣向のもと、自分用メモ程度に補足説明付。ほぼ英連邦諸国のバンドです。
順番は思いついた順という、どこまでも読む人に優しくない構成です、悪しからず。
もし、情報に誤りがありましたら、ご一報くださると有り難いです。気づいていない誤りがあるかもしれないので。


①HMLTD

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(画像: https://www.nme.com/music-interviews/hmltd-sony-parkas-the-west-is-dead-2574264)

英国はロンドンの強烈な存在感とビジュアルを放つバンド。予測不可能な音楽性と、人類には早すぎる世界観を持つMVを発信し続けている。2月に1stアルバム「west of eden」をリリース予定。個人的に好きな"kinkaku-ji"や"proxy love"が収録されないのは非常に残念だが、現地の学生が作詞したという日本語詞とボーカロイド:初音ミクを用いた楽曲が収録される(公開済み)とのことで、日本へのアプローチが既に強い。国内盤がまさかの先行リリースだし、来日確定してるのでは…。

②Liily

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(画像: https://www.onestowatch.com/blog/return-to-the-golden-age-of-rock-and-roll-with)

米国はロサンゼルスのガレージ・ポストパンクバンド。調べるまでは英国のバンドだと信じて疑わなかった、ストロークスと同じパターンの勘違いを起こすには十分のこの英国ロックの雰囲気。ボーカルのDylanは、foalsやdeath gripsなどのポストパンク系統からの影響を受けていると語るが、昨年リリースされた1stEP「I Can Fool Anybody In This Town」はまさにfoals直系ともいえるような音。とにかくライブ映像がかっこいいので必見。


③sports team

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(画像:.http://diymag.com/2019/09/11/sports-team-release-fishing-and-announce-a-bloody-huge-tour)

英国はロンドン北西部で結成されたバンド。ケンブリッジ大学で出会ったという彼ら、賢くてバンドもできてしまうとは。去年DJまがいのこと数回やらして頂いたが、ほぼどこでも音源を流していたくらいには推し。日本でも流行れ() 00年代前半のガレージロックリバイバルブームの音を10年代の末に聞けるなんて幸せじゃないかと。安心と信頼のこのUKギターロック。高い頻度で音源をリリースしているので、フルアルバムもそろそろ期待したいところ、


④egyptian blue

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(画像: https://www.nme.com/blogs/nme-radar/whats-band-called-mate-get-know-egyptian-blue-2559105?amp)

英国はブライトンのガレージパンクバンド。この明らかに俺たちカッコいいバンドやってますみたいな謎のオラつきがありつつも、ちょっとなよっとした雰囲気もあって、強く英国を感じる() ファッションも個人的には好き。統一感がある。シングルやEPのアートワークもこれまた良い。昨年のEPベストに選んだ彼らの1st EP「collateral damage」は、強いインパクトには欠けるものの、逆にここからの可能性を感じている。群雄割拠の英国パンクシーンで残っていってほしい。

⑤italia 90

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(画像: http://diymag.com/2019/11/11/italia-90-neu-interview-november-2019)

英国はブライトンにて結成、現在はサウスロンドンに拠点をおくバンド。15年来の幼なじみだというメンバー4人のステージネームはツッコミどころ満載。ふざけていらっしゃるのかな() DIY誌のインタビューでは、「一度思い切って声をあげてしまえば、僕らがやることは何だってitalia 90らしくなる気がしてるんだよね」と語る、こういう気概が頼もしい。疾走感溢れるガレージパンクから、重くどっしりしたニューウェーブまで鳴らせる彼ら、アルバムリリースにも期待がかかる。ボーカルのスキンズファッションにも注目。

➅A.swayze & the ghosts

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(画像: https://nichemusic.info/a-swayze-the-ghosts-connect-to-consume/)

オーストラリアはタスマニア州のバンド。略してAS&TG。スペル覚えるまでが大変なバンド名。初期はイケイケゴーゴー(死語)なパンクをやってたっぽいんですが、ここ2年ほどで、だいぶキャッチーなガレージロック寄りになってきている気がする。最新曲の"connect to consume" がpainsの"young adult friction"ぽい感じもあって、あ、そっち系統も噛み砕いてる?のかなあと、それとPVのこの絶妙なダサさがいい、王道のダサPV、むしろ狙ってそうなったダサさ、この路線でいってくれるといい。

➆Pet shimmers

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(画像: https://petshimmers.bandcamp.com/)

英国はブリストルのシューゲイズソロアーティスト・Oliver Wildeによるプロジェクトバンド。ちょっと狂ったおもちゃのような、不思議な懐かしさを感じるような音が特徴的。こういうスーフ●ミのゲームのような音がめちゃくちゃ好きなんですよね、個人的に。Alex Gの音が好みの方にはおそらくハマる。昨年にはgoat girlとコラボしたシングルをリリースしているので、この辺りとのコラボや、新しい音源リリースもしてほしいなあという願望。この系統だとGreat dadも動向が気になるところ。昨年リリースの1stアルバムは上半期ベストアルバムに入れるくらいには好きだった。MVの世界観が独特でまたよかった。

⑧Inhaler

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(画像: https://www.bbc.com/news/entertainment-arts-50712447)

北アイルランドの4人組バンド。声を聞けばわかる、これは……!と。某超大物バンドのボーカルの息子さん・Elijahが率いているが、つい3ヶ月ほど前にメジャーデビューを果たし、弱冠20歳にしてこの歌の貫禄である。上手すぎる。キラキラした王道のギターロックをやったかと思えば、80年代洋ポップスや、マッドチェスター風味のロックも鳴らせる、しかもライブではjoy divisionのカバーもやってしまうと、いや、絶対音楽趣味拗らせてるじゃないですか(偏見) shameのTシャツ着てらっしゃるし……。  BBC Music Sound of 2020にリストイン、 いま、The1975の系譜のトップにいるのは彼らかもしれない。言い過ぎかもしれないが()

⑨crack cloud

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(画像: https://www.facebook.com/ARTEConcert/photos/crack-cloud-la-route-du-rock-2019-httpbitlyrdrete19-titouan-mass%C3%A9/10156704658542060/)

カナダはバンクーバーの大所帯プロジェクトグループ。音楽やったり映像作ったり、何にしてもかっこよくてセンス抜群。昨年リリースのシングル"the next fix"を聞いて、MVを見ればわかる、只者じゃないなと、もうcrack cloudになりたい()ライブ映像がまた、ドラムボーカルの異次元のプレイよ、圧巻。一昨年リリースのアルバムは、もっと話題になっていい、black midiが売れるこの国でcrack cloudが売れないのはおかしい😇
メンバー3人が参加しているバンドN0V3Lにも注目しておきたい。

⑩Thyla

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(画像: https://www.readdork.com/features/thyla-interview-nov19)

英国はブライトンのシューゲイズバンド。ブライトン多いな。紅一点のボーカルMillieさんの力強く、そして心地よい声、大好き。昨年リリースされてた音源全部良かった。全部良かったからベストに入れられなかった、そんな経緯がある。
コクトーツインズとかその辺りの潮流を感じつつ、たぶんplaceboっぽさがあるから、個人的にハマっているんじゃないかと思う。新EPを出す予定があるらしく、楽しみがすぎる。1stアルバムの準備もしているとかいないとか、今年のドリームポップ・シューゲイズシーンで話題になっていって欲しい。

①①Communions

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(画像:https://www.facebook.com/Communions/photos/in-other-news-we-have-recently-been-tracking-our-next-full-length-album-which-we/2244145235677427/)

デンマークはコペンハーゲンの4人組バンド。17年リリースの1stアルバム「Blue」が話題になり、来日も果たしている。以降、EPのリリースはいくつかあるものの、アルバムについてはデンマークタイムの魔法で、mix期間に入ったそうだが、なかなか完成のお知らせがない。彼らについてごちゃごちゃと語る必要はない、言いたいことは1つだけ。

今年こそアルバムリリースして、あわよくば来日してください。




以上11組、
ブライトンはけっこういいバンド多いかもしれないですね、ここに挙げているバンド以外でも気に入っているバンドがいくつかあります。
もう少しマニアックなところは、情報の整理が終わり次第あげるかもしれない運転です。
とりあえず卒論()


お読みいただきありがとうございました。
おわり。


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