あたらしいことをはじめる
前回は鉄骨の建て方がはじまったという2021年9月でした。
今回はALCも貼られて外壁ができた11月の話。
鉄骨が組み上げるとしばらくシートで覆われて中が見えないため、週末にふらっと現場に行って構造物が建ち上がっていく楽しみが終わり、次は内装の作り上げを見ていくことにしました。
毎週、現場近くの建築事務所で定例の打ち合わせが終わると、状況を聞きながら可能な時には現場の見学をさせていただいておりました。
しかし、それだけではもの足らず、土曜日に現場に行って承諾を得て、作り上がっていく様子を飽きることなく見て回っていました。
柱には耐火被覆の施工が終わり、ALCが貼られているのがわかります。
高所作業車では2階との配管の工事が行われています。
新社屋では新たな工作機械の導入を考えて天井高を高く、基礎をしっかり作っています。
これまでの3軸の工作機械から1軸増える複合機、5軸加工機への切り替えと新たに3Dプリンタ事業をはじめるために専用エリアも用意していきます。
南北を結ぶ長い廊下、手前が北で写真奥が南になっています。
2階の東側に事務所とCAD室、倉庫、会議室をレイアウトしており、部屋になる部分はOAフロアにするため廊下より一段下がっています。
廊下を南側に進んで東側を向くと大きな開放的なエリアが見えると圧倒されていたら・・・足元見落としていました。
半乾きのところに足を踏み入れて・・・職人さんに余計な仕事増やしてしまいました。ごめんなさい、足元しっかり確認して見学します。
2階に事務所とCAD室が隣接させたのも新社屋での新しい取り組みです。
工場とCAD室が近い方が技術者は便利ですが、人と人のつながりを重視するエムズコーポーレーションはお客様の要望をヒアリングしたものを、技術者に伝えるわけですが物理的な距離を近くすることで、さらにコミュニケーションを深く取れるように考えました。
続いて3階に上がっていくると、2階と異なりさらに大きなエリアを贅沢に使った食堂スペースとなります。
食堂ではなく、新しくカフェのような空間を演出して他拠点からの出張してきた時のサテライトオフィスとしても機能します。
これまでにエムズにはなかった、社員が心も身体もリラックスできるような空間が3階になります。
11月まで来ると、出来上がっていくスピードが増していくように感じてきました。見学するたびに、風景がどんどん変わっていくので飽きることがありません。
建設会社からの建物の引き渡し予定はクリスマスの12月25日。
コロナ禍で資材が入ってこないということもなく工事は順調です。