下地処理がキレイな内装を生み出す
3月14日に移転、営業開始が近づいてきました。
前回は11月までの状況で移転にともなって新しくはじめることを紹介しました。
内装ができあがるまでの下地を見る機会はあまりありません。
今回は職人の仕事に注目してみます。
キレイに見える壁は、その下地がしっかり仕上げられています。
十文字になっている模様は石膏ボードの継ぎ目をパテ埋めした模様。
クロスを貼る前にこれをしないと継ぎ目の線が見えてしまいます。
パテ埋めの下にはこのVコーナーラインがあり、その上にパテを盛ってならして仕上げています。
パテ埋めしても時間が経つと痩せてくるので何度も重ねて段差を埋めていく地道な作業でキレイな壁になっていきます。
パテを盛り、それをペーパーで仕上げて、またパテを盛ってペーパーで仕上げていく職人の仕事です。
今回、職人さんは初めて使うと言っていた耐震パテで本当に地道に仕上げられていました。
白いクロスだけではなく木の雰囲気を壁にも出したいために木目のシートでアクセントをつけています。
職人さんが何度も下地処理を重ねていたのが木目シートの仕上げです。
見えている床はOAフロアなので黒いブロックが敷きつめられています。
壁から仕上げたら、部屋を区切るパーテーションを立てた後に床を仕上げていきます。
パーテーションが立ち、床が貼られると一気に雰囲気が変わります。
一方、工場内は製造部メンバーの強い希望により、工場によくある緑色の床ではなく薄いグレーになりました。
壁も白く清潔感のある空間になっています。
今回は移転前の最後の投稿になると思いますが、移転後も社内ツアー的にご紹介する予定です。
2023年卒の学生の採用も予定しておりますので、ガラッと変わった環境が気に入って働きたいという学生の皆さまの応募をお待ちしております。
採用ページにも新社屋風景は公開していくつもりです。