マーケティング法則に沿って
1番手になれなければ、1番になれるカテゴリーを作ればいい
以前に、代官山出店してからのTBSへの移行は
新しいカテゴリーで勝負を狙ったものだった
当時から代官山は、青山、原宿に並んで美容室の激戦区で
横浜でやっていたんでは、なかなか知名度が上がらない
美容師の確保が、店舗展開のネックになっていて、それをなんとかしたかった
ところが、毎月300万の家賃ともろもろイニシャルコストは計1億2000万円
当時の売上規模からしたらバクチだった
出店翌年の月売上は6〜700万の大赤字
それでも、最初の就職説明会は200名が集まり、
行列ができたほどだった これで新卒を選べるようにはなった
しかし月300万の家賃は重く、良い月で1800万の売上では苦しかった
数あるヘアサロンの中で飛び抜けた存在になるには、特化した何かが
足りなかった
2007年、世田谷の246沿いに130坪のサロンをつくった
ネイル、スパを組み合わせ
トータルビューティサロンのコンセプトにして 代官山店を移転統合した
10年契約の満期終了で、代官山店の撤退は悔しさが残った
専門性と総合性の同時進行 『進化』と『深化』の戦略でいく
JHA (ジャパンヘアドレッシングアワード)の取り組みから、講習セミナーの仕事が増えた
美容学校、ネイルスクールへとつながった
サロン大型化は、GS(ゲストサービス)の特化と、複合施術、セラピストネイリストとの相乗効果を狙ったもので、人材の育成と定着は、いぜん課題として続いた
2005年の出店した本牧店は200坪、3フロア TBSトータルビューティサロンにカフェを併設した。飲食との複合サービスは、初めての試みだったが、
視察に行ったアメリカ、ミネアポリスで見たTBSを真似たもので
当時、日本ではまだTBSはカテゴリーとしてはポピュラーではなかったが、
TBSならば、カテゴリートップを狙える可能性をみていた
2012年には、その本牧店で、犬のトリミングサービスを開始した
2014年 センター北店のスパのスペースを改良して、ヨガレッスンの
スタジオとして開始した フォトスタジオも開始した
TBSからLSCライフスタイルコミュニティへの総合化の進化は
新たなカテゴリー一番を狙ったもの
改めて、パーパスを設定し直した
「美容」+「遊び」+「学び」 = 人が輝く機会、場、サービスを提供する
美容を中心にしたLSCは、美容の枠にはまらない新しいカテゴリーの創造する