MSIマガジン創刊にあたって
◆MSI一年目に生まれたイノベーション
教育や学び、子育てや社会課題の解決などをテーマに社会にイノベーションを起こしていくプロジェクトや出版企画を、サロンメンバーと一緒にチームで創り上げていきたい。
そんな想いから、オンラインサロン「MSI塾(本山ソーシャルイノベーション塾)」を立ち上げて、7月7日でちょうど一周年となります。
この一年で素晴らしいメンバーたちと出会い、たくさんのことに挑戦してきました。
非認知能力を育む親子ドリルを開発したいというインスピレーションが、MSIメンバーとのディスカッションを経て、『そうゾウくんとえほんづくり』(KADOKAWA)という実際のワークブック本となって世に送り出すことができました。
創造性を育む親子ワークショップも開催し、コロナ禍のなか、アメリカや大阪とZOOMでつないで、初めてオンライン親子ワークショップも開催しました。
コロナ休校が決まった直後には、子どもたちに家でもチャレンジできる機会を提供しようと、「こども絵本づくりコンクール」を緊急企画しました。すばらしい作品をたくさん応募いただき、審査しながら、子どもたちの想像力に可能性を感じた企画です。
受賞作品は、メディアに掲載されただけでなく、応募者である小さな作家さんが自ら企画して、読み聞かせをYouTubeにアップし、何カ国語にも翻訳して世界に配信しています。
ピンチをチャンスに変え、新たなイノベーションを起こしていくことは、MSIがまさに目指している姿です。
◆2年目の挑戦、MSIマガジン
2年目を迎えるMSIは、新たな挑戦をしていきます。
「MSIマガジン」の創刊です。
塾長である本山勝寛だけでなく、MSIに集まったメンバーが、その個性を発揮し、オンラインサロンの枠を超えて社会に発信をしていきます。
ソーシャルイノベーションをテーマに、noteによるオンラインマガジンとして「MSIマガジン」を開設し、MSI塾メンバーが編集を行います。
既存のメディアやブログの枠にとらわれず、自由な発想と実験的な発信、メンバー同士や人々との交流による化学反応によって何かが生まれていくようなマガジンに育てていければと思っています。
ゆるやかに、ときに熱狂的に。
実直に、そして実験的に。
偶然から生まれる出会いやインスピレーションを大事にし、小さな石を社会に投げかけいきます。
MSIマガジンによる発信、ぜひご期待ください!
2020年7月7日
本山勝寛
《プロフィール》
本山勝寛(もとやまかつひろ):MSI塾塾長。学びのイノベーター。著作家。日本財団子どもサポートチームチームリーダー兼人材開発チームチームリーダー。東京大学工学部システム創成学科卒業。ハーバード教育大学院国際教育政策専攻修士課程修了。『16倍速勉強法』(光文社)、『最強の独学術』(大和書房)、『頭がよくなる! マンガ勉強法』(SBクリエイティブ)など、学びの革命をテーマにした著書多数。5児の父で、4回育児休業を取得。「学びと社会のイノベーション」をテーマとしたオンラインサロン「MSI塾」を主宰。