5/10 MIA vs BOS 観戦記

試合前

プレイイントーナメント降格争いを左右する6位MIAと7位BOSの直接対決2連戦の初戦。

前戦はCHIにふがいない敗戦を喫したBOS。プレイインは勿論、プレイオフも見据えて状態を上げていきたい所。

BOSはジェイレンが欠場。MIAはオラディポが欠場です。

1Q MIA 36 - 23 BOS (36 - 23)

両チーム合わせの動きも活発で良いボールムーブからの得点もありお互いにまずまずの滑り出しを見せる。

MIAのDFはテイタムの所のヘルプ、ダブルチームの意識が強くタフはDFをしている印象。

BOSのDFもまずまずに見えるが、ローテーションミスでイージーバスケを許すシーンも多く不安を覚える

開始5分で3TOVを与え6点差のついたところでTO。

TO明けのOFでスマートがTOVを犯しダンロビのトランジション3Pを浴びる。ムキになったスマートが速攻でレイアップにいくもショットミス。さらにバムに逆速攻を食らいFTを与える。

空気読まない漢の悪い所全部出たような30秒。

5:42
と思ったらタフショットを決めるスマート。TO明けからなんだかドタバタしてる。

ケンバ、スマートが2ポゼッション連続でレイアップを落とす。

途中出場のニスミスがエネルギーに溢れる動きで存在感を示す。

1:34
BOSお得意のセットからニスミスがスリー

しかし終盤にドラギッチ、ナンに連続3Pを食らい13点差で2Qへ。

中盤辺りからケンバのDFを狙われる場面が多く見られた。昨季ECFと同じ狙い。

BOSは3P 1/8と相変わらずの立ち上がりの悪さ。

2Q MIA 43 - 30 BOS (79 - 53)

開始数分、MIAが積極的にミドルジャンパーを狙い高確率で沈める。

SAS戦もそうやけど、簡単に打たれてるのはそういうDF戦略なんだろうか。

中盤スマートが積極的なリムアタックから連続で決めるもなかなか点差が縮まらない。

DFではケンバが穴に。

加えてシュータータイプを並べるMIAがオフボールスクリーンを繰り返し、的を絞らせないOFで高確率で3Pを沈めていく。

気づけば20点差。

4:46
スマートがステップバックスリーを沈める。

しかしジリジリと点差を広げられて26点差に。

やはりテイタムに対するDFでとにかく自由にやらせないMIA。加えて要所でケンバの穴を狙って攻めてくる。

OFでもDFでもあまりにも無策に見えるBOS。

MIA 3P 11/20 55%
BOS 3P 4/18 22.2%

3P決められ過ぎ。

3Q MIA 26 - 31 BOS (105 - 84)

ケンバが積極的なリムアタックを増やした3Qのスタート。

FTを獲得し徐々に点差を詰める。

MIAは徹底してテイタムに自由にやらせないDFと、OFではケンバの穴をついてくるも、シュートが落ち始める。

少し反撃の兆しが見え始めた中、最近好調のフォーニエの連続得点で15点差までつめたところでMIAがTO。

TO明けはまたケンバが狙われる。バトラーのポストアップから簡単に得点を許すも、BOSも好調フォーニエがやり返す。

そして残り4:46にまた謎采配が飛び出す。

今季殆どローテーションで使われていなかったカーセンエドワーズを起用するスティーブンスHC。前回のタッコの時といい、シーズン終盤でプレイインを争う相手との直接対決であまりにも謎な起用。

速攻でテイタムちゃんとローテーションの意思疎通が上手くいかずオープン3Pを食らう。

ついでにコーネットまで使うスティーブンスHC。わからん。

2:10
簡単なバックドアカットにやられるスマート。

1:50
ニスミスのコーストトゥコーストダンク

点差詰められそうな要所で飛び出すスマートのTOV(3Qで3つ)。

スタッツ見返すとアデバヨがFGアテンプトすら無しの0PTSでした。

21点差で4Qへ。

4Q MIA 25 - 40 BOS (130 - 124)

4Qのスタートを

ケンバ、カーセン、プリちゃん、ニスミス、TT

を並べるスーパースモールで挑むスティーブンス。

多分今季初のラインナップ。

流石に小さ過ぎやろと思ったらデッドモンに速攻でアリウープをくらう。

しかし、3Qから続くリムアタックを中心としてOFでじわじわと点差を縮め残り5分で8点差まで詰め寄るBOS。

3:41
TTのナイススクリーンアシストからテイタムちゃんのレイアップ。7点差。

3:02
ホカホカフォーニエのイケイケ3P。6点差

2:42
強心臓ダンロビのお返し3P。ECFの嫌な思い出が、、。

1:46
テイタムちゃんの理不尽3P。

1:14
3P攻勢のBOS。ケンバも3Pをヒット

しかし、アデバヨ、バトラーに返されて点差は詰まらず。

終戦。

まとめ

とにかく高確率で決められた3Pと要所のバトラーを止める術がないBOS。

ケンバのDFの所を明らかに狙われていましたが最後まで打開策のないまま点差以上に完敗でした。

高確率で決めたフォーニエが30PTSと活躍しましたが、4Q頭のスーパスモールのラインナップに入ってて欲しかったなと思いました。

テイタムに関しては29点取ってはいますが、とにかくMIAがダブルチームを駆使して徹底的に守っていた印象です。

MIAに比べてオフボールの動きに乏しいBOSなのでテイタムが引き付けてもパスの出し所がなく苦しくなるのは今季ずっと見てきたのですが、シーズン終盤でも改善されている感じはしません。

これを書いている時点でジェイレンのシーズン全休が発表されたので今日のメンバーでプレイオフまで戦うことになりました。

優勝は望んではいませんが、来季に向けてとにかく良い試合、良いプレーが観たいですね。

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ヘッダ、アイコンイラスト協力 : ソンソン

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