6/2 BOS vs BKN プレイオフ1回戦Game5観戦記

試合前

ホームのTDガーデンで141点を奪われ完全に力負けした前戦。

2Q以降はボロ負けしたGame2のような展開でした。

やられ方は明確で、有利なマッチアップを引き出して攻めるビッグスリーにボロカスに踏みつけられているこのシリーズ。

ロースコアだったのはGame1だけで、それも守りが良かったと言うよりは相手がシュートを落としてくれていたのでロースコアになりました。

その他の試合は
Game2 130点
Game3 119点
Game4 141点

とコンスタントに点を取られていて、BOSが勝ったGame3に関してはテイタムちゃんが爆発して相手よりシュート多く決まっただけ。戦術で勝ったというよりもどつき合いでもぎ取った印象の試合でした。決して守れていた訳ではない。

ジェイレン、ケンバ、遅刻が欠場で苦しい台所事情のBOS。負ければシーズンエンドのこの試合。なんとか勝ってまたTDガーデンで試合が観たい一心で観戦しました。

1Q BOS 24 - 31 BKN (24 - 31)

スマートが3Pを落とし、スマートが11番の3Pをブロックして試合スタート。

TTのクリアアウトスクリーンでテイタムちゃんのレイアップをアシスト

ハーデンがロミオとの1 on 1からレイアップ。ロミオが1on1でハーデン止めるのは厳しいね。

TTがトップから1on1でグリフィンを抜いてレイアップ。こんなんするTT初めて観た 笑 グリフィン簡単に抜かれたらあかんやろ。地味にスマートがKDにシールしてヘルプを止めてるのもナイスプレー。

テイタムちゃん以外にはあまりヘルプの意識が強く無いBKNに対してスマートがドライブからのプルアップミドルロミオがレイアップと得点を重ねる

テイタムちゃんのドライブ&キックでスマートがワイドオープンで3Pを放つもミス(スマートここまで3P 0/3)。ロングリバウンドからパス1本で走っていた11番がダンク

フォーニエがターンアラウンドで3Pをヒット。完全にバッドショットやけど決めたから結果オーライ。

厳しく守られるテイタムちゃんがロミオにアシストで3Pをヒット

更にテイタムちゃんがKD越しに3P

良い形で点が取れているけどBKNもハーデンの3FTや11番の速攻レイアップもあり互角の戦いが続く。

ジョーハリスのレイアップをTTがいかついブロック。乗っていきたい。

テイタムちゃん、スマートが連続でオープン3Pを外し、KDが全自動得点

テイタムちゃんがクラクストン越しにターンアラウンドフェイダウェイ。美しい。

ニスミスのレイアップをKDがいかついブロック。トランジションからKDがレイアップを決める。トランジション走られる場面が多い。ハリーバック徹底して欲しい。

11番が超絶ハンドルでニスミスをブチ抜いてリバースレイアップ。クソうまい。

BKNがリム周り中心に得点を重ねる中、簡単に3Pを打って外し続けるBOS。今季良く観た負けパターン。

フォーニエの3Pミスをおじさんがリカバリー&ワン

2for1を狙った11番の3Pが決まる。ピックアップが遅いよおじさん。

7点差で2Qへ。

1Q
BOS FG 31% 3P 18.8%(3/16)
BKN FG 50% 3P 25%(2/8)

KDが12分出て4PTSとおとなしい立ち上がり。その代わりにハーデン(11PTS)、11番(9PTS)が積極的に攻めてイージーレイアップを量産。

KDにはダブルチームにいってハーデン、11番は1on1で守っていました。

対するBOSはテイタムちゃん(1/4)、スマート(0/5)をはじめ、FG29本中19本が3Pと乱れ打つも確率が上がらず。

簡単に打って外したところをトランジション走られる場面も目立ち内容的にはもっと点差がついてもおかしくない展開でした。

2Q BOS 27 - 28 BKN (51 - 59)

プリちゃん、ロミオ、フォーニエ、おじさん、ジャバリ、とスモールラインナップでスタートの2Q。

ジョーハリスのドライブに合わせたクラクストンのダンク

ジャバリがターンアラウンドフック速攻からのレイアップと連続得点で追い上げを図る。

更にフォーニエのロングツーが決まり3点差に。

しかし、シャメットが3P速攻からレイアップと連続得点でリードを戻す。

プリちゃんが強気にプルアップ3Pをヒット

ロミオがクラクストンをブロックプリちゃんのドライブからコーナーのジャバリが3Pを決め2点差に。セカンドラインナップで追い上げるBOS。

ハーデンがジャバリとの1on1でステップバック3Pをヒット

ジョーハリスがハーデンのアシストからキャッチアンドシュートで3P。6点差になりKDと11番を戻すBKN。

KDがTT越しにプルアップ3P。上空は大体フリーなKD。7点差。

ロミオがハーデンにフルコートで当たりに行くも簡単に抜かれ、全員がお見合いしたような形でハーデンにダンクを許す。何とかついて行けている中でこういうプレーはもったいない。9点差。

フォーニエが何とか得点を繋ぎ、スマートがこの試合初の3P(1/7)を決めて4点差までカムバックするBOS。

さらにKDのターンオーバーからもう一本スマートが3Pを放つも外れ、流れに乗り切れないBOS。

逆に11番にディープスリーを決められると、11番が速攻からユーロステップでレイアップ

点差がわずかに拡大して8点差で後半へ。

2Q
BOS FG 43.5% 3P 30%(3/10)
BKN FG 47.4% 3P 3P 71.4%(5/7)

ジャバリが2Qだけで11PTS(FG 4/6)と活躍。DFでは狙われる場面もありましたが、セカンドラインナップを牽引してくれました。

逆にテイタムちゃんは得点伸びず。4PTS(FG 1/5)と乗り切れませんでした。

BKNは追い上げられた場面でもシャメット、ハーデンなどが冷静に得点を返し試合巧者な印象。

3Q BOS 28 - 27 BKN (79 - 86)

テイタムちゃんがKDの3Pをブロックしてスタートの3Q。

ロミオがショットクロックギリギリのコーナースリーで先制のBOS。

更にロミオがハーデンのレイアップをブロック。躍動するロミオ。

追い上げ機運が高まるもすかさずハーデンが1on1でフォーニエを狙ってエンドワン獲得。10点差に。

ジョーハリスのドライブからダンカースポットのグリフィンにアシストでダンク。良い形で崩されてしまう。

KDにも3Pを決められ13点差に。

3Qスタートから3本連続シュートミスのテイタムちゃん。エース力の差か、、。

KDのポストにダブルチームに行くも簡単に捌かれてブルースブラウンがイージーレイアップ。14点差。ジリジリと点差を広げるBKN。強い。

ジャバリのミドル。スマートがボーナススロー2本を沈めじわっと詰め寄ったところでテイタムちゃんの3Pがヒット。7点差に。BKNがTO。

BOSは2ポゼッション連続でTOV。

流れの悪くなりそうなところをロミオが3Pを沈め踏みとどまる。

相手もOFが少し停滞している時間帯になんとか追いつきたいが、ニスミス、ジャバリがオープンのコーナースリーを外し乗り切れないBOS。

逆に11点のリードを奪われるも、テイタムちゃんがFT2本とKD越しのロングミドルをブザービーターで決めて7点差で4Qへ。

3Q
BOS FG 50% 3P 37.5%(3/8)
BKN FG 42.1% 3P 14.3%(1/7)

点の欲しいところで多彩なオプションで簡単に点が取れるBKNと、どうにかこうにか点を取るBOS。相手のシュートが落ちている時間帯に良い形で放った3Pが外れ流れを掴みきれないままでした。

内容的にはもっと離されていてもおかしく内容だと感じました。

4Q BOS 30 - 37 BKN (109 - 123)

開始1分でチームファール3つ取られてしまうBOS。

ハーデンがコーナーでテイタムちゃん越しに3Pを沈め11点差に。

ハーデンのドライブからシャメット、ジョーハリスと渡り最後はクラクストンの豪快なダンク。完全に崩されるBOS。

ハーデンにフォーニエがブチ抜かれてイージーレイアップかと思いきやTTが豪快にブロック

さらにKD to クラクストンの豪快なアリウープ。盛り上がる敵地。

テイタムちゃんがスクリーン対応でドロップしたクラクストンを見逃さずプルアップ3Pをヒット。なんとか粘るBOS。

テイタムちゃんのフローターフォーニエがドライブから&ワンで8点差まで詰め寄るも、KDがTT越しに無慈悲な3P

さらにテイタムちゃんがTOVから速攻走られて11番のトランジション3Pがヒット。14点差。BOSがTO。

ハーデンがスマート相手にステップバック3P。理不尽すぎる。

KDもスマート相手にミドル。残り5分で17点差。もう終わり。

追い討ちをかけるようにフォーニエがKDに対してファール。フォーニエがファールアウトして完全終了かと思いきやチャレンジ成功でコートに舞い戻るフォーニエ。

ハーデンのディープスリーが決まって完全終了。お疲れした。

4Q
BOS FG 54.5% 3P 33.3%(2/6)
BKN FG 63.6% 3P 70%(7/10)

まとめ

果てしなく強かったBKN。多彩なOFオプションで有利なマッチアップから悠々と点を取られ、追い上げ機運が高まるとビッグスリーがしっかり得点を返して鎮火される。

対するBOSはジェイレン、ケンバを欠きOFオプションがあまりにも不足していました。テイタムちゃんに対して手厚く守り止めるポイントが明確でした。

順当というか戦前の予想通りのシリーズとなってしまいましたが、改めてKD、ハーデン、ロゴ踏み11番の理不尽さとバスケの上手さを思い知りました。

ボックススコア

スクリーンショット 2021-06-06 0.20.13

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ヘッダ、アイコンイラスト協力 : ソンソン

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